株式会社九州フィナンシャルグループ
様の導入事例

経営統合後の協働環境を1ヶ月で整備。業務を支える規程管理もすぐに実現できました。

株式会社九州フィナンシャルグループ

  • 業種銀行業(総合金融グループ)
  • ユーザー数130ユーザー
  • 利用形態パッケージ版

【導入】経営統合による新たな金融グループの誕生。情報共有と業務の融合が急務となった。

【採用】わずか1ヶ月で、職員が安心してdesknet's NEOを活用できる環境を整備。

【効果】経営統合後の協働環境を構築。業務の「こう使いたい」を導入後短期間で実現。

株式会社九州フィナンシャルグループ様は、肥後銀行と鹿児島銀行の経営統合によって平成27年10月1日に誕生した新しい総合金融グループです。地域でトップシェアの地方銀行同士による新会社は、全国地銀グループで8位となりました。

優れた産業や技術を持つ九州の企業に金融サービスを提供し、東アジアをはじめとする海外マーケットへの進出を支援するグローバルサポートなどを通じて「九州の未来を創る」さまざまな施策を展開中です。

経営統合に挑んだ肥後銀行と鹿児島銀行が、それぞれに培ったノウハウと企業文化を融合させるため新会社に導入したのがdesknet's NEOです。設立までのわずかな期間でITを活用した情報共有環境を整備しました。

経営統合による新たな金融グループの誕生。情報共有と業務の融合が急務となった。

── 経営統合、新会社設立時にグループウェアでめざしたことは何ですか?

企業文化に相違点もあったため、情報をスピーディーかつ確実に共有することに注力しました。

── 導入に際して最初に解決したかった課題は何でしたか?

新会社を設立したことから、情報共有はもちろんですが、ITを活用して新組織における一通りの業務が遂行できることを意識しました。

鹿児島銀行本店外観

── 以前はそれぞれ異なるグループウェアを導入していたのですか?

肥後銀行と鹿児島銀行で、グループウェアは独自開発を行っていましたが、今回は設立までの準備期間が限られていたことからパッケージ製品を利用することを前提としました。システム開発期間が数ヶ月しかなかったのですが、desknet's NEOを採用することで予定どおり稼動させることができました。なお、構築にあたってはプロトタイピング手法を採用し、検証・改善を繰り返したことで、スムーズに移行することができました。

わずか1ヶ月で、職員が安心してdesknet's NEOを活用できる環境を整備。

── 新会社スタートまで期日もなく、慌ただしいなかでの準備だったのですね。

10月1日の設立稼動に向けシステム全体の構築に着手したのが6月下旬からです。メール、ネットワーク、ファイルサーバーなど九州フィナンシャルグループの全システム基盤を実質3ヶ月でゼロから構築しました。グループウェアに関しては、システム要件定義をする時間が十分に確保できなかったため、試用後すぐにプロトタイピングを行い、統括部門が評価。迅速に検証・改善する手法で、実質わずか1ヶ月の短期間で導入できました。

── desknet's NEO採用の決め手となったのはどのような点ですか?

ユーザーインターフェースがわかりやすく、文書管理、スケジュール管理、タスク管理、設備予約、ワークフローをはじめ、当初より必要となる機能を標準実装していることから選定しました。

── ユーザーの利用浸透・定着のために取り組まれたことはありますか?

マニュアルなしでも利用できるよう、ユーザーに提供する機能、画面構成、詳細設定については、要件定義フェーズ中に繰り返し検討を行いました。

経営統合後の協働環境を構築。業務の「こう使いたい」を導入後短期間で実現。

── desknet's NEOの導入によって真っ先に実感できた効果は何ですか?

限られた開発期間での構築でありましたが、グループウェアを活用した一通りの業務遂行が設立当初より実現できたことが大きな効果だと思っています。

── 導入後短期間で、経営統合後の業務を効率よく遂行する活用法が定着したそうですね。

[ワークフロー]を積極的に活用したことで、効率的な業務遂行を早期に定着できました。desknet's NEOの[ワークフロー]を使えば、ユーザーが容易にさまざまな電子ワークフローを実装できるため、当初より業務に欠かせない約15種類の各種申請フローを準備できました。必要とされる業務フローにあわせて、ユーザー自身が電子ワークフローを作れるのは、desknet's NEOの非常に優れた点だと思います。

── 金融業務に関連して特に活用されている機能はありますか?

周知事項やタイムリーに情報共有を行いたい場合は、インフォメーション機能を利用して情報共有を行っています。

── 実務を支える上で欠かせない規程の管理にもご活用いただいているとうかがいました。

文書管理機能を利用して、規程の管理を行っています。実務では規程に基づきすべての事務が遂行されるので、規程の管理はたいへん重要です。desknet's NEOの文書管理機能を利用することで、権限管理、履歴管理が効率よくできるため、業務規程の管理には最適であると判断しました。

肥後銀行本店外観

── 現時点でのご評価と今後のご利用展望についてお聞かせください。

desknet's NEOを活用することで、九州フィナンシャルグループの設立にあわせて、業務をスムーズに開始することができました。今後は、このIT基盤を活用し、お客様に最適かつ最良の総合金融サービスを提供できるよう、未来へ向かって挑戦します。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました。

ご活用中の機能と使い方

お話をうかがったご担当者様

  • 業務・IT統括部シニアマネージャー 吉永 聡 様

    desknet's NEOのユーザーインタフェースがわかり易くシンプルで、必要な機能が標準実装されていること。自由度が確保されており、必要な情報を最適な場所に配置できることから、ユーザーはdesknet's NEOをスムーズに利用することができました。今後はユーザーの声を元に、更なる機能改善に努めていきたいと考えています。

  • 業務・IT統括部マネージャー 古庄 伸一 様

    九州フィナンシャルグループのスタートに向けて短期間で製品決定〜導入〜活用までを展開できました。試用版の最初の印象どおり、desknet's NEOの直感的な操作感がユーザーにも自然に受け入れられ、活用が無理なく広がりました。統合に直接関わった社員から真っ先に意識も変わっていますので、グループ全体の情報共有を通して経営統合の効果を高めていきたいと思います。

desknet's利用環境

製品名
desknet's NEO
ユーザー数
130ユーザー
導入時期
2015年

事業概要

企業名
株式会社九州フィナンシャルグループ
所在地
本店/鹿児島県鹿児島市
本社/熊本県熊本市
設立
2015年10月1日
事業内容
株式会社肥後銀行と株式会社鹿児島銀行との共同株式移転により設立。地域密着型ビジネスモデルによる地方創生を掲げ、九州全域で金融サービスを展開。地域産業の振興や中小企業支援には特に力を入れ、九州・東アジア全域を視野に入れた経営サポート、事業支援に積極的に取り組んでいる。

デスクネッツの導入をサポートしたのはこの会社です。

株式会社日立製作所 情報・通信システム社/株式会社九州日立システムズ

<株式会社日立製作所 情報・通信システム社>
日立は、金融機関をはじめ幅広い分野のお客様との協創により、高信頼なIT プラットフォームやより付加価値の高いソリューションを数多く提供しています。
今後も、豊富な導入実績と技術・ノウハウを活用し、市場のニーズに応じたシステムソリューションを総合的に提供し、お客様のビジネスの成長と社会のイノベーションに貢献していきます。

お問合せ:https://www.hitachi.co.jp/finance-inq/
URL:https://www.hitachi.co.jp/finance/


<株式会社九州日立システムズ>
九州エリアに根ざした当社は、ITプラットフォームの構築技術を強みとし、システムご導入のコンサルテーションから設計・構築・保守までの全領域を高品質でサポートしております。また、全国展開を検討されるお客様にも、日立システムズグループの総合力によってサービス体制を創り上げ、ご提案・サポートをしております。
お客様の価値創造と地域社会の貢献は、是非私たちにお任せください。

価値創造と変革をもたらすDXを視野にコロナ後の働き方と事業成長を支援したい

TEL:092-686-5560
メールアドレス:q-hisys.info@ml.hitachi-systems.com
URL:https://www.kyushu-hitachi-systems.co.jp/

お問合せ先:
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
金融システム営業統括本部

株式会社九州日立システムズ
経営企画本部 企画部 企画グループ
desknet's NEO拡販担当

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