築地魚市場株式会社
様の導入事例
築地中央卸売市場の場内で卸売事業を展開する築地魚市場株式会社では、営業部の日報をdesknet'sで共有。マグロ、近海魚、高級魚など異なる専門分野を持つ部署ごとの現場情報や商品知識を集約しナレッジ&ノウハウの共有を実現した。また、東日本大震災に際しては、三陸・太平洋岸に集中する取引先の安否確認や被災状況を導入したばかりのdesknet'sで共有し、迅速に情報把握・対応策にあたる事ができた。
導入の主目的
部門ごとに異なる営業現場の生きた情報を効率よく共有するシステムが必要だった。
[導入経緯]
導入以前は、独自に社内インフォメーションと文書管理のシステムを運用していた。ある時、営業部から「日々の日報を営業情報の共有化のために活用したい」との要望が上がった。取引先や専門分野ごとに部署が分かれる各営業部の生きた“現場の情報”を相互に交換し、ナレッジ、ノウハウの共有化を目指していた。
製品決定
スタッフが「自由な活用を望む」社内文化への適合性やコストパフォーマンスへの期待からdesknet'sを採用。
[製品採用]
営業日報共有の効率化を目指して、グループウェアの本格導入を検討。複数の代表的な製品を比較・検証した。スタッフ相互の自由な活用を奨励する社内文化への適合性や機能の使いやすさ、イニシャル&ランニングコストなどの総合的な判断から、desknet'sを採用した。
[desknet's採用の決め手]
1. 機能の豊富さとわかりやすさ
2. 導入、運用管理がしやすいWebベース
3. イニシャル&ランニングのトータルなコストパフォーマンス
導入効果
震災による取引先の安否確認、被災状況をdesknet'sに集約。迅速に正確な情報を共有。
[導入浸透]
desknet'sに創業時からの屋号“東市”を冠した「東市ネットワーク」というオリジナルの・ネームをつけて社内ポータル化。出社~ログイン~機能活用という習慣が自然に定着し、業務を通して、ごく自然な流れで活用が広がった。
当初の目的どおり、営業日報を「電子会議室」で共有したことによって、営業部での活用・定着は社内でも特に速く進んだ。
[導入効果]
desknet'sを社内ポータルとして活用した結果、短期間で活用が浸透。営業日報の共有によって、部門の垣根を越えたナレッジの共有を実現できた。また、導入後わずか1ヶ月後に起きた東日本大震災への対応では、多くの社員が最も心配していた取引先の社員や家族の安否を確認。被災状況をリアルタイムで共有できたため、一時的な欠品への対応策などに役だった。desknet's導入以前の情報集約方法では、震災後の状況下に、1ヶ月という短期間で500件以上の取引先の安否確認や被災状況を共有することは難しかったと判断している。
ご活用中の機能と使い方
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電子会議室
導入の主目的である、営業日報の共有を推進。あえて定型フォームは使わず、自由な記入スタイルを採用し、利用を活性化した。今まで気づきにくかった別部署のノウハウや旬の魚や製品に関する専門的な商品知識などを交換・確認でき、ナレッジの共有を短期間で実現できた。東日本大震災の影響で多くの商品に欠品が出た際には、代替品の調達に関する情報を交換。迅速な対応に役立てた。
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回覧・レポート
desknet's導入からわずか1ヶ月後に発生した東日本大震災によって、取引先が集中する三陸・太平洋沿岸に被害が集中。被災地に集中していた取引先の安否確認や被災状況を集約するために活用した。3月中には500事業所におよぶ取引先と確認が取れ、その後の対応策などを迅速に準備することができた。
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スケジュール
役員はじめ、各部門でスタッフが自由に活用。役員は管理職までオープンにしている。会議予定などを即決できるので予定管理の効率化が進んだ。
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設備予約
以前はノートで会議室や備品などの予約を行っていた。desknet's導入によって、設備予約とスケジュールの連動も同時に行えるようになり、効率が上がった。
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インフォメーション
以前利用していたインフォメーション機能から移行。全社的な通達、desknet'sの活用方法の告知。健康診断のお知らせなどに活用している。
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文書管理
規程、就業規則、売り上げ情報および他社との比較などの文書。季節のお魚情報など、商品知識を深めるための資料も管理している。
desknet's利用環境
- 製品名
- desknet'sスタンダード版
- ユーザー数
- 250ユーザー
- 導入時期
- 2011年
事業概要
- 会社名
- 築地魚市場株式会社
- 所在地
- 東京都中央区
- 設立
- 1948年3月
- 従業員数
- 202名
- 事業内容
- 築地中央卸売市場の卸売業者として、生鮮魚介類、加工水産物などを集荷販売。冷凍冷蔵保管業、賃貸業などの付帯事業。農林水産大臣の認可を受け、全国の生産者および約3,200の商社より生鮮魚介類、加工水産物などを仕入れ、約800の仲卸業者、300の売買参加者、百貨店、スーパーマーケットなどの大口需要者を販売先に事業を展開している。
デスクネッツの導入をサポートしたのはこの会社です。
株式会社日立ソリューションズ
https://www.hitachi-solutions.co.jp/desknets/
日立ソリューションズは豊富なソリューション実績のノウハウを駆使し、システムの提案から運用・保守までをトータルにサポート。グループウェア「desknet's NEO」を中心としたさまざまなパッケージを業務に適応させ、文書管理システム部分を融合・強化した「活文×desknet's NEO」などによって業務効率向上を支援。お客様の価値創造をお手伝いします。
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