埼玉トヨペット株式会社
様の導入事例
グループ企業間の情報共有・連携強化に活用。 価格を超えた操作性の良さが導入の決め手に
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埼玉トヨペット株式会社様は、埼玉県内のトヨタ自動車の新車・中古車の販売や点検・整備などのサービスを提供するトヨタの販売店です。2024年4月に新車販売累計100万台を達成し、記念イベントを開催。キッチンカーでの無料料理提供や無料洗車サービスを実施し、お客様から好評を博しました。埼玉トヨペット様は、埼玉県内に多くの拠点を持ち、desknet's NEOのユーザー数は1,500に上ります。今回は、自動車業界特有の課題や多拠点展開ならではのdesknet’s NEOの活用方法について、同社のDXを支えるキーパーソンに話を伺いました。
<お話を伺った方>
変化の激しい時代において、グループ企業間の連携を強化する必要があった。 クラウド化の検討の中で複数ベンダーから名前の挙がったdesknet’s NEOが比較候補に。
近年、変化が激しく予測が困難な情勢の中でグループ企業間の連携を強化しようという動きが出ていました。グループ企業間の連携を強化し、情報共有を活性化することが、企業の持続的な成長に欠かせないと考えたからです。以前から情報共有を目的としたグループウェアは存在していましたが、2021年にDX推進プロジェクトが発足し、グループ内のシステム全体について見直しが始まると、オンプレミスのグループウェアをクラウドに移行しようという話が出てきました。
「当時、利用していたオンプレミスのグループウェアは、クラウド版もありました。そこで既存で使用していたグループウェアのクラウド版などを含めて、当初は3社のグループウェアを比較検討することにしました。知り合いのベンダー複数社にお勧めのグループウェアがないか、聞いたときにその全てからdesknet's NEOの名が挙がり、比較検討の対象になったのです」(櫻井様)
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「どんなシステムでも現場に浸透するかが重要」。 現場への試験導入も進めながら、価格比較よりも直感的に使える操作性を重視した。
当初、3社のグループウェアを比較検討していましたが、残念ながらそのうちの1社は営業担当者のレスポンスが遅く、選定候補から早々に外れました。最終的に、desknet'sNEOともう1社の一騎打ちとなり、DX推進プロジェクトに参加している営業部長がいるエリアで両方のグループウェアの試験導入を行い、操作性の良さなどを含めて評価を行いました。
「アイコンの表示がシンプルで、初めてでも使いやすいという評価がありました。実はコストで比較すると、desknet's NEOではないもう1社のほうがリーズナブルでした。しかし価格を超えた操作性の良さが決め手になりました」と櫻井様は振り返ります。
一部の現場に試験導入したのは、機能性の比較検討以外にも重要な意味がありました。グループウェアに限らず、どんなシステムでも導入後に現場に浸透するかどうかが重要です。システムを管轄する部門が主導するものの、事前に現場の反応を見ることで“根回し”の意味もあったというのです。システム部門が主導するけれど、勝手に進めないということもシステム選定では外せないポイントだと櫻井様は話してくれました。
導入プロセス
2021年
グループウェアの再選定を開始。
2021年
一部の現場で試験的に2社のグループウェアを導入し、評価。
2022年
desknet's NEOの導入を開始。
グループ間での情報共有・連携が強化を実現。 いずれは点在するシステムを統合し、コスト削減を目指す。
1)[文書管理]部門別で必要書類を管理し、会議資料の共有などにも活用。
これにより、ペーパーレス化が進み、紙と印刷のコスト削減だけでなく、各担当者の準備に対するストレスも軽減されました。
会議の事前準備に対するストレスが減ったことで、他の業務に充てられる時間が増え、目に見えない効果も大きかったと櫻井様は指摘しています。
2)[スケジュール]チームの共有業務も一目瞭然。
また、櫻井様自身はスケジュールを色分けして管理しています。例えば、ウェブ会議にはオリジナルの色を設定し、備忘録としてグレーを使用することで、過去の業務内容を振り返りやすくしています。色分けを始めてから、業務の切り替えもしやすくなったと語っています。このようにdesknet's NEOでは、各予定に色を設定することで、内容別に視覚的な区別が可能です。これにより、後から予定を把握しやすくなる効果が期待できます。
3)[回覧・レポート]メールと違い、既読かどうかがすぐにわかる。
4)[インフォメーション]情報発信のすみわけができ、発信側も受け手も情報整理がしやすくなった。
[インフォメーション]は、特定のメンバーやグループに対して情報を掲示・共有する際に非常に有効です。同社の総務課では、年末調整や健康診断など、グループ企業全体に周知すべき情報をまとめてアップロードしています。これにより、従業員全員が必要な情報を迅速かつ確実に受け取ることができるようになりました。
FAXの確認が遅れたときには積み込み作業に支障をきたすことも。でもインフォメーションに配送予定がアップされているので、FAXのように見逃して積み込みが遅くなるということはなくなりましたね」(櫻井様)
5)[ネオツイ]電話の伝言メモや、ひょう害などの気象情報の共有にも活用。
desknet's NEOの「ネオツイ」機能を活用して、電話の伝言メモとして個別にメッセージを残すようになったといいます。また、自動車業界ならではの活用法として、天候に関する情報を迅速に共有するためにも利用されています。
「グループ会社に自動車販売店やレンタカーを行っているところがあります。屋外に自動車を置いているところもあるので、ひょうが降ってきたなどのようなひょう害の情報を流すことも。それを見た販売店のスタッフが自動車を移動させることができるようになりました」(櫻井様)
6)[利用者名簿]グループ内の従業員の役割を表示。グループ企業からの問い合わせがしやすくなった。
desknet's NEOの「利用者名簿」機能を活用することで、本社以外のグループ企業の担当者や業務内容がひと目で把握できるようになりました。以前は社内規定に関して問い合わせする際は、総務課を経由して担当者を確認するなど、連絡を取るまでに時間がかかっていました。 しかしdesknet's NEO導入後は、利用者名簿に社内報や社内規定、システムの問い合わせ窓口などの担当業務や連絡先情報を記載することで、本社外からの問い合わせが迅速かつ効率的に行えるようになりました。
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7)[設備予約] Zoomのアカウントや社用車などの管理も効率化。
現在は本社のみで設備予約を利用していますが、今後は支店での試乗車や社用車の管理も行う予定です。「グループ内に散在するシステムで、desknet's NEOの機能を使うことで不要になるものも出てくるはず。システムを統一することで、コスト削減にもつなげていきたいです」と櫻井様は今後への期待を語ってくれました。
ご担当者のコメント
事業概要
トヨタ自動車の新車・中古車のクルマの販売、点検・修理を事業の柱としている会社です。ほかにも自動車保険や生命保険、携帯電話の販売なども扱っています。埼玉県内で地域に密着した形で事業を展開し、これまで成長を続けてきました。2013年からモータースポーツに参戦し、クルマの魅力を発信。オール自社チームでレースに参加するなど、新しいことに積極的に挑戦する企業風土が根付いています。
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desknet’s NEOの導入はスムーズでした。オンライン研修を何回か実施し、後日、アーカイブ配信も行いました。グループ内に一気に導入したのではなく、職種ごとに少しずつ導入していきましたが、そこでユーザーからあった問い合わせについてインフォメーション機能にQ&A形式で掲載するようにしました。
導入時の後半は、インフォメーションの該当する情報を伝えれば、ユーザー自身で解決してもらえる質問がほとんどでしたので、助かりましたね。 ちなみに当社では、少ないときに月2~3人、4月には100人以上の人事異動があります。異動のたびにアクセス権限などの再設定が必要ですが、desknet’s NEOに切り替えてから、ユーザー権限の付け替えが楽になりました。desknet’s NEOはアイデア次第でいろいろな使い方ができます。今はまだ使っていない機能があるので、本社で試して良かった機能をグループ内に広げ、情報共有活性化につなげていきたいです。