このインストーラーでは、以下がインストールされます。
・desknet's NEO 本体・モバイルブラウザ版モジュール
・desknet's Web Server
(Webサーバーがインストールされていない、もしくは80番ポートで稼動していない場合にインストール可能)
・desknet's NEO データベース
・PostgreSQL 16
・Node.js 18.16.0
・Visual Studio 2017 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ
(サーバーOSにインストールされていない場合に、自動的にインストールされます)
インストール前にご一読ください
desknet's NEOのインストールには、サーバーOSの Windows Update が必要な場合があります。
Windows Update を実施し、サーバーOSを最新の状態に更新してから、desknet's NEOのインストールを行ってください。
desknet's NEOは、Webアプリケーションです。ご利用には、サーバーOS上で、WWWサービスを提供するWebサーバーソフトウェアが正しく稼動している必要があります。
►Windows Server 2012 で IIS8をご利用になる場合の設定方法
(Windows Server 2016、2019、2022 で IIS10をご利用になる場合も同様になります)
Webサーバーの設定後、セキュリティ対策の設定をお勧めします。以下のページをご参照いただき設定を行ってください。
►Windows Server で IISをご利用になる場合のセキュリティ対策設定
►Windows Server で Apacheをご利用になる場合のセキュリティ対策設定
※ウェブメールや文書管理等の一括ダウンロードや、AppSuite等でテンプレートファイルをエクスポートする場合、「.NET Framework 3.5」がインストールされている必要があります。
►Windows Server 2012で .NET Framework 3.5を有効にする手順
(Windows Server 2016、2019、2022 をご利用になる場合も同様になります)
また、本インストーラーには、「PostgreSQL16」が同梱されています。データベース(PostgreSQL16)がインストールされていないサーバーに、PostgreSQL16も同時にインストールすることが可能です。
PostgreSQL16をインストールするためには、サーバー名、及びサーバーへのログイン名は、半角英数字で構成されている必要があります。
下記のインストール作業では、特に指定のある場合を除き、Administratorユーザーでの作業を前提としています。また、インストーラー起動時には、管理者権限にて実行していただきますようお願いいたします。
インストール作業を始める前に、すべてのWindowsプログラムを終了することをお勧めします。
ご注意
インストール対象のサーバーで、既にPostgreSQL 16以外のバージョンのPostgreSQLが稼動している場合、本インストーラーでは、ポート番号(通常は”5432番ポート”)を変えて、新規に「PostgreSQL 16」をインストールすることが可能です。ただし、複数のPostgreSQLサービスが起動することになりますので、それだけサーバーリソースを多く消費することになり、想定した性能を維持できなくなる場合がありますのでご注意ください。
サーバー上に既にPostgreSQL 16がインストールされ、正常に稼動している場合、PostgreSQLのインストールは行われず、desknet's NEOのデータベースを構築することが可能ですが、稼動中のPostgreSQLインストール時の「ロケール」が"C"以外でインストールされていると、一覧での並び順など、予期しない動作をする場合がありますのでご注意ください。
※インストール時のロケールは"C"以外でも、存在しているクラスターのロケールの設定が"C"で構築されていれば問題ありません。
1.インストールの開始
ダウンロードした新規インストール用モジュールファイルを右クリックし「管理者として実行」で実行すると、インストールが始まります。
「次へ」ボタンを押してください。
2.システムチェック
サーバーのシステム情報を確認します。
※ここでは、desknet's NEOがインストール可能かどうかを確認します。
チェックの結果、問題が発見された場合、以下のメッセージが表示されます。
◆Windows Update が実施されていない | |
※Windows Update が実施されていないと、必要なWindowsのシステムコンポーネントがインストールされていない場合があります。Windows Update を実施して、再度インストールを行ってください。 | |
◆既にdesknet's NEO(Express版など)がインストールされていた | |
※既にdesknet's NEO(Express版など)がインストールされている場合、共存させることはできません。先にdesknet's NEO(Express版)をアンインストールするなどして、再度インストールを行ってください。 | |
3.使用許諾契約書の確認
サーバーのシステム情報に問題がなければ、desknet's NEOの使用許諾契約書が表示されます。
ご一読いただき、”使用許諾契約の全条項に同意します”にチェックを付けて、「次へ」ボタンを押してください。
4.インストール情報の入力
desknet's NEOのインストール先や、PostgreSQLのインストール方法などを指定します。
変更したい項目のボタンを押すと保存場所の変更が可能です。
サーバー上で、Webサーバーが80番ポートで正常に稼動している場合、”desknet's Web Server”に関する項目は表示されません。
入力が完了したら「次へ」ボタンを押してください。
5.PostgreSQL実行ユーザーの作成確認
サーバー上でPostgreSQLが稼動していない場合、PostgreSQLサービスを実行するユーザーの作成確認画面が表示されます。
作成に問題がなければ、「はい」ボタンを押してください。
ここで作成する『pgsql』ユーザーのパスワードは以下となります。
パスワード: NjATZyYO6wn8Ppg
6.インストール内容の確認
「desknet's NEOインストール内容の入力」画面で入力した内容を確認します。
内容に問題がなければ、「次へ」ボタンを押してください。ファイルのコピーが始まります。
7.ファイルコピー
desknet's NEO のインストールを行います。
そのまましばらくお待ちください。
8.PostgreSQLのインストール
サーバー上で、PostgreSQLが稼動していなかった場合、「PostgreSQL」のインストールが始まります。
そのまましばらくお待ちください。(インストールは自動的に行われますので、以下のメッセージが消えるまでしばらくお待ちください。)
9.Node.jsのインストール
サーバー上に対象バージョンのNode.jsがインストールされていなかった場合、「Node.js」のインストールが始まります。
そのまましばらくお待ちください。(インストールは自動的に行われますので、以下のメッセージが消えるまでしばらくお待ちください。)
10.desknet's NEOデータベースの構築
ここまでの内容で、desknet's NEOにて利用するPostgreSQL用データベースを構築します。
そのまましばらくお待ちください。
11.desknet's NEO real time serverサービスの起動
ウェブ会議、SmartViewer機能、ChatGPT連携にて利用するdesknet's NEO real time serverサービスを起動します。
そのまましばらくお待ちください。
12.インストール完了
インストールは完了です。お疲れ様でした。
「はじめにお読みください」をご参照いただき、desknet's NEOにアクセスしてください。
※Node.jsの新規インストールが行われた場合、設定を有効にするため再起動が必要になります。
ワークフローでAppSuite連携を利用する場合は、インストール完了後にサーバーマシンを再起動してください。
13.ファイアウォール設定
リアルタイムサーバーでは、(TCP:3001)ポートを使用します。
ポートを開放するようファイアウォールの設定を行ってください。
※ウェブ会議/SmartViewer/ChatGPT連携のいずれの機能もご利用にならない場合、本設定は不要です。
14.リアルタイムサーバーの設定
ウェブ会議、SmartViewer機能、ChatGPT連携をご利用いただくために、リアルタイムサーバーの設定が必要になる場合があります。
以下に該当する場合、リアルタイムサーバーの設定変更が必要になります。
・desknet's NEO にSSLモードで接続される場合
・ウェブ会議をご利用になる場合
・リアルタイムサーバーの起動ポート番号を変更される場合
・desknet's NEO のウェブサーバーに基本認証を設定されている場合
・desknet's NEO のウェブサーバーに統合Windows認証を設定されている場合
・ChatGPT連携をご利用で、インターネットへの接続にプロキシサーバーを経由する場合
15.desknet's NEOにアクセス
正常にアクセスできたら、desknet's NEOのログイン画面が表示されます。
まずは、表示されている「責任者」ユーザーでログインしましょう。
記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。