|   | 
                  「自動取込」は、サーバーマシンが起動する際に、1回だけ起動していただければ結構です。 
ですが、サーバーマシンを毎日再起動(例えば退社時にはサーバーを停止)されている場合には、WindowsOSの場合、付属の「at」コマンドで、UNIXの場合、「cron」コマンドで自動的に起動することができます。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  
                
                  |   | 
                  ★  | 
                  サーバーOSに『Windows』OSを利用している場合・・・ | 
                
                
                
                  |   | 
                  1) | 
                  「自動取込」を起動させるバッチファイルを作成 | 
                
                
                  |   | 
                   | 
                  Windows付属の「メモ帳」等のテキストエディタを起動し、自動取込プログラム(desknet'sインストール先\xdocreminder.exe)を起動する自動取込バッチ(xdocreminder.bat)を編集します。 
                    ※「xdocreminder.bat」については、サンプルファイルがdesknet'sインストール先に作成されます。 
※desknet'sインストール先が、インストーラーデフォルトと異なる場合には編集が必要ですのでご注意ください。 
 
[xdocreminder.batの中身(例)] 
  
    | @ | 
    A | 
    B | 
   
  
    | C:\Inetpub\scripts\dnet\xdocreminder.exe | 
    C:\Inetpub\scripts\dnet | 
    10 | 
   
 
 
@「自動取込」のモジュール名(フルパスで指定) 
Adesknet'sのインストール先フォルダ  
B自動取込を起動する間隔(分単位で指定)※1 | 
                
                
                  |   | 
                   | 
                  ※1・・・起動間隔には「10」、「20」、「30」、「60」、「120」、「180」、「240」、「360」、「720」、「1440」から”分”の設定値を指定することができます。それ以外の値を指定した場合には「10」分として起動されます。                      | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  2) | 
                  atコマンドへの登録 | 
                
                
                  |   | 
                   | 
                  Windowsの機能であるatコマンドを利用して、定期的に自動取込プログラムを実行させるようにします。 
サーバー上で[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]をクリックし、コマンドプロンプトを起動します。  
 
Windows付属の「at」コマンドを実行します。  
【atコマンドの説明】 
  
     | 
    @ | 
    A | 
    B | 
   
  
    | at | 
    08:30 | 
    /every:M,T,W,Th,F,S,Su | 
    C:\Inetpub\Scripts\dnet\xdocreminder.bat | 
   
 
 
@「B」に指定したコマンドが実行される時間  
A「B」に指定したコマンドが実行される曜日  
B「@」、「A」で指定された曜日の時間に実行されるコマンド  
 
※上記の例では、毎日(月、火、水、木、金、土、日)8時30分にC:\Inetpub\Scripts\dnetにある「xdocreminder.bat」が実行されます。 
 
正常に実行されると「新しいジョブをジョブID=XXで追加しました。」というメッセージが表示されます。これで登録は完了です。サーバー上で指定した曜日の指定した時間に、「xdocreminder.bat」が実行されるようになります。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  3) | 
                  起動の確認 | 
                
                
                  |   | 
                   | 
                  Windows付属の「タスクマネージャ」を起動し、「プロセス」一覧を表示します。 
一覧に、「xdocreminder.exe」が存在していれば正常に起動ができています。  
 
※at コマンドの詳細に関しましては、Windows付属のヘルプをご参照ください。  
※月曜日にサーバーを起動して、自動取込が起動し、月曜日にサーバーを停止せずに、火曜日も水曜日もサーバーを稼動した状態にしていても、自動取込が重複起動することはありません。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  ★ | 
                  サーバーOSに『UNIX(LinuxやSolaris)』OSを利用している場合・・・ | 
                
                
                  |   | 
                  1) | 
                  自動取込プログラムを実行させるシェルファイルを作成する | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  TELNETでサーバーにログインし、「vi」等のテキストエディタを起動し、自動取込プログラム(desknet'sインストール先/xdocreminder)を起動する自動取込シェル(xdocreminder.sh)を編集します。 
※「xdocreminder.sh」については、サンプルファイルがdesknet'sインストール先に作成されます。 
※desknet'sインストール先が、インストーラーデフォルトと異なる場合には編集が必要ですのでご注意ください。  
[xdocreminder.shの中身(例)] 
  
    
      | @ | 
      A | 
      B | 
     
    
      | /var/www/cgi-bin/dnet/xdocreminder | 
      /var/www/cgi-bin/dnet | 
      10 | 
     
  
 
 
@「自動取込」のモジュール名(フルパス)  
Adesknet'sのインストール先ディレクトリ  
B自動取込を起動する間隔(分単位で指定)※1 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  ※1・・・起動間隔には「10」、「20」、「30」、「60」、「120」、「180」、「240」、「360」、「720」、「1440」から”分”の設定値を指定することができます。それ以外の値を指定した場合には「10」分として起動されます。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  2) | 
                  crontabを編集するエディターを設定 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  以下のコマンドを実行し、rootユーザースイッチ後、crontabを編集するエディタを設定します。  
su root 
password: ***** (設定されているrootユーザパスワードを入力) 
setenv EDITOR vi  | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  3) | 
                  crontab編集 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  以下のコマンドを入力し、crontabを開きます。  
                    
                     
                    @crontabを編集するためにエディタを起動するオプション 
                     
※上記「nobody」は、お使いのWebサーバーが動作しているユーザ名を指定してください。 
   
iキーを入力し、viエディタ上で挿入モードに変更し、xdocreminder.shを登録します。 
 
[crontabの編集(例)] 
  
    
      | @ | 
      A | 
      B | 
     
    
      | 30 | 
      8 * * 1,2,3,4,5 | 
      /var/www/cgi-bin/dnet/xdocreminder.sh | 
     
  
 
 
@スケジューラーが実行される時間 
 分(0 - 59の範囲で指定) 時(0 - 23の範囲で指定) 
Aスケジューラーを起動する日付と曜日 
 日(1 - 31の範囲で指定) 月(1 - 12の範囲で指定) 曜日(0 - 6 の範囲で指定、0は日曜日) 
B実行するコマンド 
 
※上記の例では、月曜日から金曜日の8時30分に/var/www/cgi-bin/dnetディレクトリの「xdocreminder.sh」を起動します。 
 
入力が完了したらESCキーを1回押して、「:wq」を入力、編集を終了します。 
以上で設定は完了です。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    | 
                
                
                  |   | 
                  4) | 
                  起動を確認 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                  指定した時刻にスケジューラーが起動したか確認する場合、以下のコマンドを入力してください。 
                     
ps -ax | grep xdocreminder 
 
※上記コマンドのあとにPID(プロセスID)と自動取込が表示されれば、正常に起動ができています。 
※「crontab」コマンドの詳細に関しましては、コマンドラインより「man crontab」を実行し、OS付属のマニュアルをご参照ください。  
※月曜日にサーバーを起動して、スケジューラーが起動し、月曜日にサーバーを停止せずに、火曜日も水曜日もサーバーを稼動した状態にしていても、スケジューラーが重複起動することはありません。 | 
                
                
                  |   | 
                    | 
                    |