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導入事例
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インストール方法(desknet's CAMS + MSDE版)

ここではdesknet's CAMS のMSDE同梱版を1台のサーバに導入する手順についてご説明いたします。 インストールをはじめる前に、動作環境をご確認ください。

※サーバに「 Windows Server 2003 」をご利用になる場合、インストール前の設定をご確認ください。

desknet's CAMS + MSDE インストールプログラムに含まれるモジュールは以下の通りです。
  • desknet's CAMS プログラムモジュール
  • Microsoft SQL Server Desktop Engine ( MSDE )
  • CAMS 初期データベース
  • メール自動受信サービス
  • DM スケジューラーサービス
※本パッケージには、データベースが含まれていませんので、あらかじめ、ご利用のサーバにデータベースをインストールしていただく必要があります。
【注意事項】
Microsoft SQL Server Desktop Engine(MSDE) をインストールするために、コンピュータ名は半角英数字である必要があります。また、インターネットプロトコル(TCP/IP)の設定がIPアドレスを自動的に取得する(DHCP)設定になっている場合、データベースとの接続に失敗することがありますので、ご注意ください。
以下のインストール作業において、特に指定のある場合を除きAdministrator権限を持つユーザーで作業を行ってください。
インストール作業を始める前に、すべてのWindowsプログラムを終了させることをご推奨します。特にアンチウイルス製品等は停止するようにしてください。
1.インストールの開始

本サイトよりダウンロードしたインストールプログラムを実行します。

InstallShield Wizard が起動しますので「次へ」をクリックしてください。
インストールを中止する場合は「キャンセル」にて終了できます。

2.使用許諾権契約書の確認

CAMS の使用許諾契約書が表示されますので、必ず最後までご一読ください。

ご同意いただける場合は「使用許諾契約の全条項に同意します (A) 」を選択し、「次へ」をクリックしてください。

3.Microsoft SQL Server 2000 製品使用許諾契約書

引き続き、 Microsoft SQL Server 2000 製品使用許諾契約書が表示されますので、必ず最後までご一読ください。

ご同意いただける場合は「使用許諾契約の全条項に同意します (A) 」を選択し、「次へ」をクリックしてください。

4.ユーザー情報の入力

ユーザー名および会社名は、お客さまの会社名もしくは 部署名を入力します。

入力が完了したら、「次へ」をクリックしてください。

5.インストール先の選択

HTTP サービスのホームディレクトリを指定します。ここには、 CAMS の静的コンテンツ(イメージファイルや Java スクリプトなど)が格納されます。

インストール先のフォルダが表示されていない場合は「参照」をクリックしてフォルダの選択をしてください。 IIS の場合、デフォルトの設定では「 C:¥Inetpub¥wwwroot 」となります。

正しく指定できたら、「次へ」をクリックしてください。

次に、 CAMS をインストールするディレクトリを指定します。ここには、 CAMS のプログラムモジュールの他、システムのテンポラリ領域などが作成されます。HTTP サービスの CGI 実行用ディレクトリ下にて、任意のフォルダ名を指定してください 。

インストール先のフォルダが「 cams 」など正しく表示されていない場合は「参照」をクリックしてフォルダの選択をしてください。 IIS の場合「 C:¥Inetpub¥Scripts¥CAMS 」というように指定するのが一般的です。

正しく指定できたら、「次へ」をクリックしてください。

最後に、データベースのデータファイルを格納するデータディレクトリを指定します。 デフォルトの設定を変更する場合は、「参照」をクリックしてフォルダの選択をしてください。

正しく指定できたら、「次へ」をクリックしてください。

6.インストール準備の完了と実行

インストール先の選択が完了すると、以下の画面が表示され、インストールの準備が整ったことになります。

このままインストールを実行する場合は「インストール」をクリックします。設定した内容を確認又は変更する場合は「戻る」をクリックしてインストール先の選択に戻ります。 インストールを中止するには「キャンセル」をクリックしてください。 インストールを実行すると進行中のステータス画面が表示されます。

引き続き、 MSDE のインストールが実行されます。本インストール作業を行う前に、 MSDE が当該サーバーに導入済みの場合は、 MSDE のインストールは実行されません。

MSDE のインストール後、一時的に DOS プロンプト画面が開き、 MSDE サービスが起動されます。

途中、コンピューターの環境により、再起動を求められることがありますが、「後で再起動する」を選択してください。

7.データベース接続情報の設定

次に、 CAMS がデータベースに接続するためのデータベース接続情報の設定が表示されます。 ここでは、本インストール作業を行う前に、MSDE が当該サーバーに導入済みの場合に、必要事項を指定してください。 本インストール作業において MSDE を導入された場合は、設定を変更せずパスワードをブランクのまま「次へ」をクリックしてください。

「次へ」をクリックすると、インストールプログラムは MSDE に接続をします。 データベース接続情報の設定に誤りがある、又は MSDE が正しくサービスを開始していないなどで接続ができない場合に次のようなメッセージが表示されます。

「 OK 」をクリックすると、データベース接続情報の設定に戻りますので、接続情報に誤りは無いか、又は MSDE が正しくサービスを開始しているかどうかをご確認ください。

8.「メール自動受信」「DMスケジューラ」サービスのインストール

インストールが完了すると、「メール自動受信」、「 DM スケジューラー」サービスのインストール指示を行うことができます。

メール自動受信とは、クライアントのメール受信動作とは別に、定期的にメールを自動受信するためのサーバー常駐型プログラムです。この常駐プログラムにより、メール受信の集中によるサーバーの負荷を抑制することができます。

DM スケジューラーとは、 CAMS のダイレクトメール発送機能において、定期的な自動送信や、日時を指定した自動送信を行うためのサーバー常駐型プログラムです。この常駐プログラムが起動していないとダイレクトメールは発送されません。

「サービスを利用する」をチェックし「完了」をクリックすると「メール自動受信」と「 DM スケジューラー」が Windows のサービスに登録されサーバー起動時に自動起動されます。 また、サービスをコントロールする「 desknet's CAMS サービスマネージャ」がスタートアップに登録されます。

「desknet's CAMS サービスマネージャ」は起動するとタスクトレイに常駐します。 このアイコンをクリックするとメニューがポップアップ表示され、サービスのコントロールや、自動起動の設定などができます。

通常は、インストール時に「メール自動受信」および「 DM スケジューラー」をサービス登録することを推奨いたします。

何らかの理由でインストール時にサービス登録をされずに、本機能を利用される場合の設定につきましては、「メール自動受信」および「DMスケジューラ」インストール後のサービス登録についての詳細ページをご参照ください。

9.インストールの完了

すべてのインストール作業が完了すると、 InstallShield Wizard の完了画面が表示されます。 README ファイルをご一読ください。

以上で、 desknet's CAMS + MSDE のインストールは完了です。

ブラウザから CAMS の URL を指定して、稼動を確認してください。 本インストールガイドでの標準設定でインストールを行なった場合の URL は次の通りです。

http://[ ホスト名 ]/Scripts/CAMS/cms.exe

ホスト名の部分は、導入を行なったサーバーのホスト名か IP アドレスを指定します。 インストールが正しく完了すれば、 CAMS ログイン画面が表示されます。

アンインストールについて

desknet's CAMS のアンインストールは、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から行ないます。 但し、アンインストールされるのは CAMS のプログラム環境のみとなっています。データ移行を可能とするため、 CAMS のインストールディレクトリやデータベースファイルは削除されません。完全に削除する場合はこれらを手動で削除する必要があります。 また MSDE に関してもアンインストールは致しませんので、「プログラムの追加と削除」から別途アンインストールをする必要があります。

1.アンインストールの開始

サーバーのスタートメニューから「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」を開きます。
現在インストールされているプログラムから「 desknet's CAMS + MSDE 」を選択し、「変更と削除」をクリックします。

InstallShield Wizard が起動し、削除の確認メッセージが表示されます。

削除に間違いが無ければ、「はい (Y) 」をクリックしてアンインストールを開始します。 削除を取り止める場合は、「いいえ (N) 」をクリックして作業をキャンセルします。

アンインストールを実行すると進行中のステータス画面が表示されます。

2.データベース接続情報の設定

次に、 CAMS がデータベースに接続するためのデータベース接続情報の入力が求められます。 CAMS データベースを正しくアンインストールために正しい情報を入力してください。 本インストールプログラムにて MSDE を導入された場合は、パスワードをブランクのまま「次へ」をクリックしてください。

アンインストールを実行すると進行中のステータス画面が表示されます。

3.アンインストールの完了

アンインストールが終了すると、コンピュータの再起動を要求要求されます。アンインストールを正しく完了させるために、できるだけここで再起動を行なってください。

サーバーの再起動後、サービスに関して次のようなエラーが発生することがありますが、アンインストールは正しく完了していますので、このエラーに関しては無視をしてください。

4.アンインストール完了後の作業

アンインストールが完了後、手動で削除が必要なのは次の2ヶ所です。

①CAMS インストールディレクトリ インストール時の「 3.2.5. インストール先の選択」で、 CAMS をインストールするディレクトリに指定したフォルダです。このディレクトリには、 CAMS システムのテンポラリ領域があるため、削除されません。

②データベースファイル インストール時の「 3.2.5. インストール先の選択」で、データベースのデータファイルを格納するデータディレクトリに指定したフォルダ内にある MDF ファイルと LDF ファイルです。 ファイル名は「 camsdb.mdf 」「 camsdb_log.ldf 」となります。

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