desknet's NEO (Linux+PostgreSQL) オプションバッチインストールガイド

desknet's NEO

desknet's NEO (Linux+PostgreSQL) オプションバッチのインストールについての説明です。

desknet's NEO 動作環境

Linux+PostgreSQL版のdesknet's NEO オプションバッチをインストールします。

インストール前にご一読ください

desknet's NEO Linux+PostgreSQL版をご利用いただく場合、desknet's NEO (Linux+PostgreSQL版)が正常に稼動している必要があります。事前にdesknet's NEOのインストールを行っていただきますようお願いいたします。

desknet's NEO (Linux+PostgreSQL9.6) インストールガイド

 

1.パッケージの展開

ダウンロードしたファイルを展開します。

ここでは、ダウンロードしたファイルをFTPにて、"guest"ユーザーのホームディレクトリに転送しているという前提で説明します。

まずはrootユーザーにスイッチします。

[guest@xxxxxx guest]# su -
Password:

次に、ApacheのCGI実行ディレクトリに移動し、パッケージを展開します。

[root@xxxxxx guest]# cd /var/www/cgi-bin

[root@xxxxxx cgi-bin]# tar zxvf /home/guest/dneooptV40R10pg96lRE6.tar.gz

展開が完了すると、cgi-binディレクトリ下に「dneoopt」ディレクトリが作成されます。

展開された「dneoopt」ディレクトリのオーナーをApacheのサービス実行ユーザーに変更します。

[root@xxxxxx cgi-bin]# chown -R apache:apache dneoopt

 

2.シェルファイルの編集

バッチを実行するためのシェルファイルを編集します。

サンプルのシェルファイルが同梱されていますので、インストールされた環境に合わせて編集してください。

お誕生日通知バッチシェルファイル

以下サンプルファイル内の赤字の部分を編集してください。

#!/bin/bash
# オプション
# 下記のパラメータを指定する。
# -h [必須] = desknet's NEOのインストール先のフルパス
# -s [必須] = バッチモジュール実行時のステータスファイルの保存先
# -command [必須] = 主処理コマンド名 [bd]
# bd : お誕生日通知機能
export LD_LIBRARY_PATH=/var/www/cgi-bin/dneo/lib:/usr/local/pgsql/lib ←インストール先により変更してください。

 

/var/www/cgi-bin/dneoopt/zbatopt -h /var/www/cgi-bin/dneo -s /var/www/cgi-bin/dneoopt/sts -command bd

最初の引数は、モジュール(zbatopt)ファイルまでのパスをフルパスで指定します。

"-h"の後の引数は、desknet's NEO(本体)のインストール先までのパスをフルパスで指定します。

"-s"の後の引数は、本バッチファイルが使用する作業用ディレクトリ(処理ステータス出力用)のパスをフルパスで指定します。

黒字の部分はそのままで問題ありません。

 

アクセス数集計結果エクスポートバッチシェルファイル

以下サンプルファイル内の赤字の部分を編集してください。

#!/bin/bash
# アクセス数集計結果エクスポート
# 下記のパラメータを指定する。
# -h [必須] = desknet's NEOのインストール先のフルパス
# -s [必須] = バッチモジュール実行時のステータスファイルの保存先
# -f [必須] = エクスポート対象ファイルのフルパス
# -l [任意] = バッチモジュール実行時のエラーログファイルの保存先
# -c [任意] = エクスポートファイルに出力する文字コード [sjis | utf8n | utf8](未指定時はShift-JIS)
# -m [任意] = エクスポートファイルに出力する区切り文字 [comma | tab] (未指定時はcomma)
export LD_LIBRARY_PATH=/var/www/cgi-bin/dneo/lib:/usr/local/pgsql/lib ←インストール先により変更してください。

 

/var/www/cgi-bin/dneoopt/zbatoptacntexp -h /var/www/cgi-bin/dneo -s /var/www/cgi-bin/dneoopt/sts -f /var/www/cgi-bin/dneoopt/csv/acccnt.csv -c utf8n


最初の引数は、モジュール(zbatoptacntexp)ファイルまでのパスをフルパスで指定します。

"-h"の後の引数は、desknet's NEO(本体)のインストール先までのパスをフルパスで指定します。

"-s"の後の引数は、本バッチファイルが使用する作業用ディレクトリ(処理ステータス出力用)のパスをフルパスで指定します。

"-f"の後の引数は、エクスポートするCSVファイルの出力先をファイル名を含めてフルパスで指定します。

"-c"で、エクスポートするCSVファイル内の文字コードを指定します。(utf8n=BOM無しUTF8、utf8=BOM付きUTF8、sjis、または未指定=Shift-JIS)

"-m"で、エクスポートするCSVファイル内の項目の区切り文字を指定できます。(comma=","、tab=タブ文字)

黒字の部分はそのままで問題ありません。

 

アクセスログエクスポートバッチシェルファイル

以下サンプルファイル内の赤字の部分を編集してください。

#!/bin/bash
# アクセスログエクスポート
# 下記のパラメータを指定する。
# -h [必須] = desknet's NEOのインストール先のフルパス
# -s [必須] = バッチモジュール実行時のステータスファイルの保存先
# -f [必須] = エクスポート対象ファイルのフルパス
# -l [任意] = バッチモジュール実行時のエラーログファイルの保存先
# -c [任意] = エクスポートファイルに出力する文字コード [sjis | utf8n | utf8](未指定時はShift-JIS)
# -m [任意] = エクスポートファイルに出力する区切り文字 [comma | tab] (未指定時はcomma)
# -r [任意] = アクセスログ削除フラグ [1=削除]
# -sdate [任意] = エクスポート開始日(YYYYMMDD)
# -edate [任意] = エクスポート終了日(YYYYMMDD)
# -timeout [任意] = データベース接続タイムアウト値 (second)
export LD_LIBRARY_PATH=/var/www/cgi-bin/dneo/lib:/usr/local/pgsql/lib

 

/var/www/cgi-bin/dneoopt/zbatoptalogexp -h /var/www/cgi-bin/dneo -s /var/www/cgi-bin/dneoopt/sts -f /var/www/cgi-bin/dneoopt/csv/acclog.csv -c utf8n


最初の引数は、モジュール(zbatopt)ファイルまでのパスをフルパスで指定します。

"-h"の後の引数は、desknet's NEO(本体)のインストール先までのパスをフルパスで指定します。

"-s"の後の引数は、本バッチファイルが使用する作業用ディレクトリ(処理ステータス出力用)のパスをフルパスで指定します。

"-f"の後の引数は、エクスポートするCSVファイルの出力先をファイル名を含めてフルパスで指定します。

"-c"で、エクスポートするCSVファイル内の文字コードを指定します。(utf8n=BOM無しUTF8、utf8=BOM付きUTF8、sjis、または未指定=Shift-JIS)

"-m"で、エクスポートするCSVファイル内の項目の区切り文字を指定できます。(comma=","、tab=タブ文字)

黒字の部分はそのままで問題ありません。

 

保存期間超過データ削除バッチシェルファイル>(V1.0 R4.6まで)

サンプルファイル(zbatoptsavedel.sh)内の赤字の部分を編集してください。

 

#!/bin/bash
# 保存期間切れデータ削除バッチ
# 下記のパラメータを指定する。
#     -h [必須] = desknet's NEOのインストール先のフルパス
#     -s [必須] = バッチモジュール実行時のステータスファイルの保存先
#     -m [必須] = 対象機能(対象機能を以下から1つ指定する)
#                  sch     : スケジュール・設備予約
#                  todo    : ToDo
#                  memo    : 伝言・所在
#                  tcard   : タイムカード
#                  flow    : ワークフロー
#                  creport : 回覧・レポート
#                  agenda  : 議事録
#                  info    : インフォメーション
#                  koubai  : 購買予約
#                  pay     : 仮払精算
#                  stock   : 備品管理
#                  enq     : アンケート
#                  log     : アクセスログ
#     -save [必須] = データの保存期間(1ヶ月から36ヶ月の範囲で指定可能。)
#                    例)24ヶ月の場合 :  -save 24

export LD_LIBRARY_PATH=/var/www/cgi-bin/dneo/lib

 

/var/www/cgi-bin/dneoopt/zbatoptsavedel -h /var/www/cgi-bin/dneo -s /var/www/cgi-bin/dneoopt/sts -m sch -save 24

 
          

最初の引数は、モジュール(zbatoptsavedel)ファイルまでのパスをフルパスで指定します。

"-h"の後の引数は、desknet's NEOのインストール先フォルダまでのフルパスを指定します。

"-s"の後の引数は、本バッチファイルが使用する作業用ディレクトリ(処理ステータス出力用)のパスをフルパスで指定します。

"-m"の後の引数は、保存期間超過データを削除する対象の機能を指定します。(機能のキーワードはshファイルをご参照ください。)

"-save"で、データの保存期間を指定します。ここに指定した値より過去に作成されているデータを削除します。

 

以上でdesknet's NEO (Linux+PostgreSQL版) オプションバッチのインストールは完了です。

 

desknet's NEO オプションバッチの利用方法

 

記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。