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■取込時間間隔の設定

自動取込の「取込時間間隔の設定」では、ファイル取込設定、メール取込設定で設定したファイルの自動取込を行う開始時間、取込間隔の設定を行います。

手順1.「管理者設定」ボタンを押します
文書管理画面の右下にある「管理者設定」ボタンを押します。


手順2.[取込時間間隔の設定]リンクを押します
【文書管理設定】欄の自動取込の下にある[取込時間間隔の設定]リンクを押します。


手順3.取込時間間隔の設定を変更します
自動取込を行うための開始時間、取込間隔を選択します。
自動取込を開始した場合、入力欄の下に現在動作中の取込時間間隔の設定の開始した日時と、取込間隔が表示されます。
項目名 説明
開始時間 自動取込を行う開始時間を選択してください。
取込間隔 自動取込を行う間隔を選択してください。

手順4.を押してください
ファイル取込設定、メール取込設定が終わりましたら、を押すことで自動取込を開始します。
※取込を行った文書の所有者は「システム管理者」となります。

動作している自動取込を停止したい場合は、を押してください。


●自動取込の自動起動
「取込時間間隔設定」からの起動以外に、Windowsのバッチファイルや、UNIXのcronを利用して起動することもできます。(以下ご参照ください)

  「自動取込」は、サーバーマシンが起動する際に、1回だけ起動していただければ結構です。
ですが、サーバーマシンを毎日再起動(例えば退社時にはサーバーを停止)されている場合には、WindowsOSの場合、付属の「at」コマンドで、UNIXの場合、「cron」コマンドで自動的に起動することができます。
   
   
 
サーバーOSに『Windows』OSを利用している場合・・・
  1) 「自動取込」を起動させるバッチファイルを作成
  Windows付属の「メモ帳」等のテキストエディタを起動し、自動取込プログラム(desknet'sインストール先\xdocreminder.exe)を起動する自動取込バッチ(xdocreminder.bat)を編集します。
※「xdocreminder.bat」については、サンプルファイルがdesknet'sインストール先に作成されます。
※desknet'sインストール先が、インストーラーデフォルトと異なる場合には編集が必要ですのでご注意ください。


[xdocreminder.batの中身(例)]
@ A B
C:\Inetpub\scripts\dnet\xdocreminder.exe C:\Inetpub\scripts\dnet 10

@「自動取込」のモジュール名(フルパスで指定)
Adesknet'sのインストール先フォルダ
B自動取込を起動する間隔(分単位で指定)※1
 

※1・・・起動間隔には「10」、「20」、「30」、「60」、「120」、「180」、「240」、「360」、「720」、「1440」から”分”の設定値を指定することができます。それ以外の値を指定した場合には「10」分として起動されます。

     
  2) atコマンドへの登録
  Windowsの機能であるatコマンドを利用して、定期的に自動取込プログラムを実行させるようにします。
サーバー上で[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]をクリックし、コマンドプロンプトを起動します。

Windows付属の「at」コマンドを実行します。
【atコマンドの説明】
@ A B
at 08:30 /every:M,T,W,Th,F,S,Su C:\Inetpub\Scripts\dnet\xdocreminder.bat

@「B」に指定したコマンドが実行される時間
A「B」に指定したコマンドが実行される曜日
B「@」、「A」で指定された曜日の時間に実行されるコマンド

※上記の例では、毎日(月、火、水、木、金、土、日)8時30分にC:\Inetpub\Scripts\dnetにある「xdocreminder.bat」が実行されます。

正常に実行されると「新しいジョブをジョブID=XXで追加しました。」というメッセージが表示されます。これで登録は完了です。サーバー上で指定した曜日の指定した時間に、「xdocreminder.bat」が実行されるようになります。
     
  3) 起動の確認
  Windows付属の「タスクマネージャ」を起動し、「プロセス」一覧を表示します。
一覧に、「xdocreminder.exe」が存在していれば正常に起動ができています。

※at コマンドの詳細に関しましては、Windows付属のヘルプをご参照ください。
※月曜日にサーバーを起動して、自動取込が起動し、月曜日にサーバーを停止せずに、火曜日も水曜日もサーバーを稼動した状態にしていても、自動取込が重複起動することはありません。
     
  サーバーOSに『UNIX(LinuxやSolaris)』OSを利用している場合・・・
  1) 自動取込プログラムを実行させるシェルファイルを作成する
    TELNETでサーバーにログインし、「vi」等のテキストエディタを起動し、自動取込プログラム(desknet'sインストール先/xdocreminder)を起動する自動取込シェル(xdocreminder.sh)を編集します。
※「xdocreminder.sh」については、サンプルファイルがdesknet'sインストール先に作成されます。
※desknet'sインストール先が、インストーラーデフォルトと異なる場合には編集が必要ですのでご注意ください。
[xdocreminder.shの中身(例)]
@ A B
/var/www/cgi-bin/dnet/xdocreminder /var/www/cgi-bin/dnet 10

@「自動取込」のモジュール名(フルパス)
Adesknet'sのインストール先ディレクトリ
B自動取込を起動する間隔(分単位で指定)
※1
    ※1・・・起動間隔には「10」、「20」、「30」、「60」、「120」、「180」、「240」、「360」、「720」、「1440」から”分”の設定値を指定することができます。それ以外の値を指定した場合には「10」分として起動されます。
     
  2) crontabを編集するエディターを設定
    以下のコマンドを実行し、rootユーザースイッチ後、crontabを編集するエディタを設定します。
su root
password: ***** (設定されているrootユーザパスワードを入力)
setenv EDITOR vi
     
  3) crontab編集
    以下のコマンドを入力し、crontabを開きます。
@
crontab -e nobody

@crontabを編集するためにエディタを起動するオプション

※上記「nobody」は、お使いのWebサーバーが動作しているユーザ名を指定してください。
 
iキーを入力し、viエディタ上で挿入モードに変更し、xdocreminder.shを登録します。

[crontabの編集(例)]
@ A B
30 8 * * 1,2,3,4,5 /var/www/cgi-bin/dnet/xdocreminder.sh

@スケジューラーが実行される時間
 分(0 - 59の範囲で指定) 時(0 - 23の範囲で指定)
Aスケジューラーを起動する日付と曜日
 日(1 - 31の範囲で指定) 月(1 - 12の範囲で指定) 曜日(0 - 6 の範囲で指定、0は日曜日)
B実行するコマンド

※上記の例では、月曜日から金曜日の8時30分に/var/www/cgi-bin/dnetディレクトリの「xdocreminder.sh」を起動します。

入力が完了したらESCキーを1回押して、「:wq」を入力、編集を終了します。
以上で設定は完了です。
     
  4) 起動を確認
    指定した時刻にスケジューラーが起動したか確認する場合、以下のコマンドを入力してください。

ps -ax | grep xdocreminder

※上記コマンドのあとにPID(プロセスID)と自動取込が表示されれば、正常に起動ができています。
※「crontab」コマンドの詳細に関しましては、コマンドラインより「man crontab」を実行し、OS付属のマニュアルをご参照ください。
※月曜日にサーバーを起動して、スケジューラーが起動し、月曜日にサーバーを停止せずに、火曜日も水曜日もサーバーを稼動した状態にしていても、スケジューラーが重複起動することはありません。
     
●文書が登録された時の通知メール
「フォルダの登録・変更」画面で通知メールの設定を行ったフォルダに対して、文書の自動取込を使用して文書の登録を行った場合、通知先に設定されているグループ、ユーザーに通知メールが届きます。
内容の[登録者]欄には"システム管理者"と記述されます。

通知メールの送信元メールアドレス(From)は、[管理者設定]−[メールサーバ設定]画面の[メール送信元アドレス]欄で設定したアドレスとなります。
[メール送信元アドレス]欄で、"メール送信ユーザーの会社用メールアドレス"が選択されている場合、 通知メールの送信元にはフォルダの作成者が指定されます。





 
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