Windows版 インストール方法
ここでは、サーバにWindowsOSをお使いになる場合のdesknet'sSNSのインストール方法の説明です。
インストールをはじめる前に、動作環境を確認してください。
アンインストールするには、こちらをご参照ください。
Apache for Win32をお使いのお客様
インストール前の設定を確認してください
Windows Server 2003で Internet Information Server 6.0をお使いのお客様
インストール前の設定を確認してください
desknet'sSNS インストールプログラムに含まれるモジュールは以下の通りです。
- desknet'sSNS プログラムモジュール
- PostgreSQL
- desknet'sSNS初期データベース
- PHP
- desknet'sWebServer
1.インストール開始
インストールを開始します。
Windowsへの現在のログオンユーザーがAdministratorでない場合には、一旦ログオフし、「Administrator」ユーザーでログオンしなおしてください。
ダウンロードしたファイルをマウスの左ボタンでダブルクリックすると、インストールが始まります。
「次へ」ボタンを押してください。
2.使用許諾権契約書の確認
最初に「使用許諾権契約書」が表示されますので、必ずご一読ください。
「同意します」を選択した後、「次へ」ボタンを押してください。
3.インストール順序の説明
インストールの流れが表示されます。
内容をご確認の上、「次へ」ボタンを押してください。
「次へ」ボタンを押した際に以下のダイアログが表示される場合があります。
Webサーバが起動されていない場合または、インストールされていない場合、desknet's WebServerのインストール確認画面が表示されます。
desknet's WebServerについてはこちら
をご参照ください。
既にWebサーバがインストールされ、正しく起動されている場合、インストーラーは自動的にdesknet's SNSの適切なインストール先を決定します。ただし、WebサーバとしてIISもしくはApacheをお使いの場合かつデフォルトの設定でお使いの場合に限ります。また、Webサーバが80番ポート以外で起動されている場合、インストーラーが起動中のWebサーバを検出できません。 desknet's SNSのインストールを一度キャンセルし、80番ポートでWebサーバを起動し直してからインストールを行うことをお勧めします。
このダイアログは、本インストールモジュールがWebサーバソフト(IISもしくはApache)の存在を検出できず、他のプログラム(Skypeなど)がサーバ機のTCPポートの80番を使用していることを検出した場合に表示されます。
4.インストールタイプの選択
インストールタイプを選択してください。
標準インストール(推奨)を選択した場合は次の「5.インストール済データベースのユーザー情報設定」へ進みます。
カスタムインストールを選択した場合は下記の「機能の選択」画面が表示されます。「desknet's SNS」「PostgreSQL」「desknet's WebServer」「PHP」のうち必要なものを選択してください。
インストールするコンポーネントを選択した後、「次へ」ボタンを押してください。
上記にて、「標準インストール」、「カスタムインストール」ボタン押下後、以下のダイアログメッセージが表示される場合があります。
これは、本インストールにて、PHPパッケージをインストールする必要がない場合に表示されます。
この場合、本インストール終了後、「PHP拡張(ionCube Loaderとdnkey)の設定」を行っていただく必要があります。
→詳細は「PHP拡張インストール方法」をご参照ください
5.インストール済データベースのユーザー情報設定
標準インストールかつPostgreSQLが入っている場合、又はカスタムインストールでコンポーネント「PostgreSQL」をインストールしない場合、既にインストールされているPostgreSQLの情報を入力します。
PostgreSQL管理者ユーザーのユーザー名とパスワード入力した後、「次へ」ボタンを押してください。
6.入力内容の確認
ここまでで入力した内容を確認する画面が表示されます。
間違いなければ「次へ」ボタンを押してください。
するとインストールが始まり、ファイルのコピーが始まります。
desknet's SNS以外のモジュールのインストール先は以下の通りです。
desknet's WebServer | C:¥Program Files¥DnWs |
---|---|
PHP | C:¥php |
PostgreSQL | お客様指定のインストール先(*) |
(*) PostgreSQLのデフォルトは「C:¥Program Files¥PostgreSQL¥8.1」です。
このダイアログは、Windows上にPostgreSQL実行用ユーザー「pgsql」が存在しない場合、作成して問題ないかの確認を行っています。(PostgreSQLの実行には管理者権限のないユーザーが必要です)
このダイアログは、PostgreSQLインストール前にPostgreSQL用データディレクトリが存在した場合に表示されます。既に存在したディレクトリは別名にて保存されますので、不要である場合はインストール終了後削除を行ってください。
このダイアログは既にWindows上にPostgreSQL実行用ユーザー「pgsql」が存在する場合、そのユーザーの権限で実行して問題ないかの確認を行っています。
7.完了
コピーが完了すると、インストールは完了です。
8.ログイン画面の表示
インストール完了後、自動的にブラウザが起動され、desknet's SNSのログイン画面が表示されます。
(自動的に起動しない場合、「9.desknet's SNSへのアクセス」をご参照ください。)
インストール直後は、メールアドレス:manager@example.com、パスワード:manager でログインしてください。
ログイン画面ではなく、以下のように表示される場合があります。
IISをお使いの方で必要な設定が行われていない場合もしくは書き込み権が無い場合に上記2つのいずれかの画面が表示されます。
Windows Server 2003の対処方法については
こちら
IISの書き込み権の対処方法については
こちら
をご参照ください。
PHPの拡張(ioncube)が有効になっていないと表示されます。
既にPHPをご導入いただいているお客様でインストーラーによるPHPのインストールを行わなかったお客様は
こちらをご参照ください。
PHPの拡張(dnkey)が有効になっていないと表示されます。
既にPHPをご導入いただいているお客様でインストーラーによるPHPのインストールを行わなかったお客様は
こちらをご参照ください。
9.desknet's SNSへのアクセス
ブラウザを起動し、アドレスバーに下記のURLを入力することでdesknet's SNSへアクセスできます。
(インストール完了後には、自動的にブラウザが起動し、ログイン画面が表示されます。)
インストール直後は、メールアドレス:manager@example.com、パスワード:manager でログインしてください。
初期設定ガイドはこちら
URL( 例 ):
http://サーバ識別名( *1 )/php/dnsns/index.php
*1 サーバ識別名
desknet'sをインストールしたPCのIPアドレスまたはコンピュータ名
・IPアドレスの例
http://192.168.1.1/php/dnsns/index.php
・コンピュータ名の例
http://hogehoge/php/dnsns/index.php
※desknet's SNSをインストールしたPCのIPアドレスまたはコンピュータ名を調べるには、desknet's SNSをインストールしたPCのコマンドプロンプトを起動し「ipconfig」コマンドを入力して調べます。
コマンド投入:
C:¥Documents and Settings>ipconfig /all
出力結果の
「Host Name . . :xxx」の「xxx」部分がコンピューター名になります。
「IP Address. . :yyy」の「yyy」部分がIPアドレスになります。
※desknet's SNSをご利用頂くには、Webサーバが必要になります。
desknet's SNSインストール後、上記にてdesknet's SNSにアクセスできなかった場合、Webサーバがインストールされていない可能性があります。
「コントロールパネル-アプリケーションの追加と削除」にて、「desknet's WebServer」が表示されているか確認します。
表示されてない場合には、desknet's SNS (Windows版)には、desknet's SNSを利用できる為のWebサーバが同梱されておりますので、インストーラーよりWebサーバをインストールしてください。
Webサーバをインストールするには、一度、desknet's SNSをアンインストールする必要があります。
アンインストールを実施後に、desknet's SNS(Windows版)を再インストールします。
・アンインストール方法は、こちら
10.インストール後の確認
インストール完了後に、Windowsのエクスプローラより、以下のフォルダが作成され、フォルダ内にファイルが存在していることを確認してください。
『DnWS』フォルダは、desknet's WebServerをインストールした場合のみ作成されます。
『php』フォルダは、PHPをインストールした場合のみ作成されます。
『PostgreSQL』フォルダは、PostgreSQLをインストールした場合のみ作成されます。
11.バッチファイルの設定
Webサーバーに、”Microsoft Internet Information Services”をご利用いただく場合、desknet's SNSから使用するバッチ(.bat)ファイルの設定を行っていただく必要があります。
設定内容については「バッチファイルの説明」をご参照ください。
12.不要領域削除(PostgreSQLのVACUUM)の設定
PostgreSQLでは、登録したデータの削除を行うことで、データベース上に不要な領域が残ってしまいます。この不要な領域を削除するために、PostgreSQLに「VACUUM」の設定を行います。
VACUUMは、PostgreSQLに同梱されている「autovacuum」機能を利用して行います。
「autovacuum」機能を利用すると、VACUUMとANALYZEコマンドの実行を自動化することができますので、PostgreSQLの設定ファイルにて、以下の設定を行ってください。
autovacuumの設定は、データベース構成ファイル(postgresql.conf)に設定があります。
データベース構成ファイルはデータフォルダ(通常は、C:\Program Files\PostgreSQL\8.3\data)にあります。このファイルを、Windows付属の「メモ帳」等のテキストエディタを起動し、編集します。
データベース構成ファイルの設定が終了したら、PostgreSQLを再起動してAUTOVACUUMの設定は完了です。
Windows版 アンインストール方法
サーバにインストールされているdesknet's SNSをアンインストールする場合、[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]を開き、「desknet's SNS」を選択、「変更と削除」ボタンを押してください。
desknet's SNS V1.0J R1.0をインストーラーからインストールしていただいた場合、アンインストールを実行すると、「アップデート」が実行される場合があります。この場合、一旦、「アップデート」を実行していただいた後、再度「削除」ボタンをクリックしていただくことでアンインストールを行うことができます。
アンインストールの際に以下のダイアログが表示される場合があります。
desknet's SNSと一緒にインストールしたPHPがインストールされている場合に表示されます。
desknet's SNSアンインストール後必要ない場合、「はい」を押してください。
(「いいえ」を選び後で個別にアンインストールする事も可能です)
desknet's SNSと一緒にインストールしたdesknet's WebServerがインストールされている場合に表示されます。
desknet's SNSアンインストール後必要ない場合、「はい」を押してください。
(「いいえ」を選び後で個別にアンインストールする事も可能です)
※PHP、desknet's WebServerのアンインストーラ起動後以下の画面が表示される場合があります。表示された際は必ず「いいえ、後でコンピュータを再起動します。」を選択してください。
desknet's SNSと一緒にインストールしたPostgreSQLがインストールされている場合に表示されます。
desknet's SNSアンインストール後必要ない場合、「はい」を押してください。
(「いいえ」を選び後で個別にアンインストールする事も可能です)
※但し、アンインストールを行ってもインストール時に作成したユーザー、作成されたデータは残ります。