desknet's DBからAppSuiteへのデータ移行に関する制限事項です。
- 制限事項
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desknet's DBから移行可能な設定について
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移行できるのは、DB名、項目名、項目タイプのみです。
desknet's DBの[DB設定]および[ビュー設定]で設定した内容は、基本的にAppSuiteに移行できません。
例えば、[DB設定>基本設定>DB項目設定]の各項目の詳細で設定した内容(必須、重複禁止等)は移行できません。
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複写取込の項目は通常の項目と同様に登録データの移行のみが可能です。複写部品はインポート完了後にAppSuiteで手動設定する必要があります。
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参照取込の項目は通常の項目と同様に登録データの移行のみが可能です。
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「数値の計算」「日付時刻の計算」「時間量の計算」項目は、計算結果のデータ移行のみが可能です。
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「時間量」「時間量の計算」項目は、AppSuiteにおいて同様の部品が存在しません。
エクスポートではM日 hh時間 mm分 ss秒ではなく、ss(秒の総和)で出力され、「数値」部品としてインポートされます。
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「選択値(1件選択)」「選択値(複数件選択)」項目は、AppSuiteへの移行時にCSVファイルの内容から選択肢を復元します。
よって、エクスポートされたデータ内で一度も使用されていない選択肢があった場合、その選択肢は移行されません。
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エクスポートコマンドについて
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統合Windows認証の環境下ではご利用いただく事ができません。
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AppSuiteのシステム項目で使用されている名前であるため、desknet's DBにおいて「データID」「登録日時」「登録者」「更新日時」「更新者」「revision」というDB項目名があるDBはエクスポートできません。
項目名を変更して再度エクスポートしてください(システム項目の(登録日)はそのままで問題ありません)
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AppSuiteで使用不可のため、"\{}という文字を使用したDB項目名があるDBはエクスポートできません。
項目名を変更して再度エクスポートしてください。
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AppSuiteで使用不可のため、64文字以上のDB項目名があるDBはエクスポートできません。
項目名を変更して再度エクスポートしてください。
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desknet'sDBでひとつのデータに複数の同じ名前の添付ファイルが登録されている場合、エクスポート時にファイル名を変更して出力します。
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登録された添付ファイル名において\/:*?"<>|という文字を使用している場合、該当部分を_に置き換えたファイル名に変更して出力します。
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登録された添付ファイル名においてサロゲートペア文字を使用している場合、該当部分を_に置き換えたファイル名に変更して出力します。
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Windowsサーバー上のdesknet's DBでエクスポートをしたとき、添付ファイル名が長いとWindowsの最大パス260文字を超えてしまい警告になります。
警告の場合、警告となった添付ファイルを除き最後までエクスポートが実行されます。
desknet's DBに登録されたファイル名を短く修正してエクスポートコマンドを再実行するか、AppSuiteの画面上から手動で添付ファイルを登録してください。
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インポートコマンドについて
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統合Windows認証の環境下ではご利用いただく事ができません。
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インポートコマンドはアプリケーションの新規作成からCSVファイルインポートまでを行うバッチです。
CSVファイルのインポートのみを行うことはできません。
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インポートするCSVファイルの1行の最大値は100,000バイトです。
それ以上のサイズのデータはエラーとなり、インポートを中断します。
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インポートするCSVファイルの1部品に対する最大値は12,000バイトです。
「文字(複数行)」の部品は上限12,000バイトまででカットした状態で登録できます。
それ以外の部品についてはエラーとなります。
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desknet's NEOに同姓同名のユーザーが存在する場合、「ユーザー選択」「登録者」「更新者」で指定したユーザーが、同姓同名の別ユーザーでインポートされることがあります。
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CSVファイルの「登録日時」「登録者」「更新日時」「更新者」列が空になっている場合、インポートでエラーになります。
必ずデータを指定してください。
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desknet's NEOにおいて[管理者設定>基本設定>添付ファイル使用設定]で添付ファイルの使用制限がある場合、ファイルのアップロードでエラーになります。
必ず添付ファイルの使用制限を解除して実施してください。
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Windowsサーバー上のAppSuiteにインポートをしたとき、添付ファイル名が長いとWindowsの最大パス260文字を超えてしまい警告になります。
警告の場合、警告となった添付ファイルをAppSuiteの画面上から手動で登録してください。