desknet's DB マニュアル
データ移行マニュアル
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■データ移行の準備

desknet's DBのユーザーがdesknet's NEOに存在しない場合、移行でエラーになり登録できないことがあります。
desknet's NEOの利用が初めての方は、マスタの移行を行うことをおすすめします。

マスタの移行方法について

グループ移行について

desknet's DBのグループをdesknet's NEOの組織に移行する方法について説明します。
グループの移行は任意となりますので、不要な方は読み飛ばしてください。



desknet's DBにシステム管理者のアカウントでログインします。
[管理者設定>グループ管理>グループ一覧]を開き、移行対象のグループに3桁単位の組織コードが設定されていることを確認してください。 組織コードが未設定のグループは、ユーザーマスタの移行でグループと紐づけができませんので、設定してください。



組織コードの確認後、[管理者設定>グループ管理>エクスポート]を開きます。
項目の順番にて「標準設定」のボタンを押下し、初期状態の項目順にします。「OK」ボタンを押下してグループのエクスポートを実行します。



エクスポートしたグループのCSVファイルを開きます。
移行後は全て新しい組織となりますので、新規採番をするため「ID(システムID:自動発番)列」の内容を全て0に変更し、CSVファイルを保存してください。

※データが0から始まる数値の場合、Excelで開くと冒頭の0が消えた状態で表示されますので、保存すると0が消えた数値となります。編集時はご注意ください。



続いて、システム管理者のアカウントでdesknet's NEOにログインします。
ポータルのトップから[管理者設定]機能に移動します。



右上にあるアイコンから、[組織設定>組織情報のインポート]を選択し、組織情報のインポート画面を表示します。



組織インポート画面が表示されたら、項目の順番、インポートするCSVファイル、CSVファイルの文字コードおよび区切り文字の設定を行います。
まずはCSVの列名と合わせて項目の順番を入れ替えます。
上から順番に「ID(システムID:自動発番)」「組織名」「企業内組織コード」が並んでいる状態になるよう設定します。
初期状態で最も上の位置にある「削除フラグ」を、「企業内組織コード」よりも下の位置にドラッグアンドドロップで移動させることで設定が完了します。
もし初期状態が分からなくなった場合は「既定値に戻す」ボタンを押下し、入れ替えをやり直してください。
次に、インポートするCSVファイルを設定します。
グループのCSVファイルを指定し、「先頭行は無視する」にチェックをします。
最後に、文字コードおよび区切り文字を設定します。
文字コードは「シフトJIS (日本語、英数字のみ入力可能)」、区切り文字は「カンマ」を選択します。
設定が完了したら「インポート」ボタンを押下して組織情報のインポートを実行します。
組織情報のインポートは以上となります。


ユーザー移行について


[管理者設定>ユーザー管理>エクスポート]を開きます。
項目の順番にて「標準設定」のボタンを押下し、初期状態の項目順にします。
エクスポート対象がグループすべてになっていることを確認し、「OK」ボタンを押下してユーザーのエクスポートを実行します。



エクスポートしたユーザーのCSVファイルを開きます。
移行後は全て新しいユーザーとなりますので、新規採番をするため「ID(システムID:自動発番)」列の内容を全て0に変更します。
グループを移行せず、ユーザーのみを移行する場合は「所属グループ」列の内容を全て空にします。
グループを移行する場合は「所属グループ」列のデータの先頭に@を追加します。Excelで編集する場合は警告が出ますので、セルの書式設定から分類を「文字列」に指定した上で@を追加してください。
もし「ログインID」列に"root"を持つユーザーがいる場合は、その行をCSVファイルから削除してください。
rootユーザーはdesknet's NEOにも存在するデフォルトの管理者ですので、削除しなかった場合ユーザー移行時に重複エラーが発生します。

※データが0から始まる数値の場合、Excelで開くと冒頭の0が消えた状態で表示されますので、保存すると0が消えた数値となります。編集時はご注意ください。



次に、desknet's NEOの項目名と合わせやすくするため、列名を以下のように変更します。

  • メールアドレス → 職場用メールアドレス
  • 所属グループ → 所属組織


desknet's NEOのインポートファイルとレイアウトを合わせるため、「ユーザーレベル」の列と「所属組織」の列の間に、列を23列追加します。追加した列の中身は空のままで問題ありません。



続いて、システム管理者のアカウントでdesknet's NEOにログインします。
ポータルのトップから[管理者設定]に移動します。
右上にあるアイコンから、[組織設定>ユーザー情報のインポート]を選択し、ユーザー情報のインポート画面を表示します。



組織インポート画面が表示されたら、項目の順番、インポートするCSVファイル、CSVファイルの文字コードおよび区切り文字の設定を行います。
まずはCSVの列名と合わせて項目の順番を入れ替えます。
上から順番に「削除フラグ」「ID(システムID:自動発番)」「氏名」「ふりがな」「ログインID」「ログインパスワード」「職場用メールアドレス」「ユーザーレベル」が並んでいる状態になるよう設定します。
初期状態で上から11番目の位置にある「ユーザーレベル」を、「職場用メールアドレス」の下の位置にドラッグアンドドロップで移動させることで設定が完了します。
もし初期状態が分からなくなった場合は「既定値に戻す」ボタンを押下し、入れ替えをやり直してください。
次に、インポートするCSVファイルを設定します。
ユーザーのCSVファイルを指定し、「先頭行は無視する」にチェックをします。
最後に、文字コードおよび区切り文字を設定します。
文字コードは「シフトJIS (日本語、英数字のみ入力可能)」、区切り文字は「カンマ」を選択します。
設定が完了したら「インポート」ボタンを押下してユーザー情報のインポートを実行します。
ユーザー情報のインポートは以上となります。


インポートコマンドの実行ユーザー準備

インポートコマンドの実行ユーザーを選定します。
実行ユーザーはインポートコマンドで作成したアプリケーションのアプリ管理者として初期設定されます。アプリ管理者は後で変更可能です。



移行先となるdesknet's NEOにシステム管理者のアカウントでログインします。
ポータルのトップから[管理者設定]機能に移動します。
右上にあるアイコンから、[組織設定>AppSuite使用ユーザー設定]を選択します。



左側の組織から、インポートコマンドの実行ユーザーが所属している組織、または(全てのユーザー)を押下してユーザーを表示します。
インポートコマンドの実行ユーザーをチェックボックスで選択し、左上の「使用する」ボタンを押下してAppSuiteのライセンスを付与します。



インポートコマンドの実行ユーザーをAppSuiteの機能管理者に設定します(任意)
機能管理者に設定することで、desknet's NEOに実行ユーザーでログインしたとき、AppSuiteにおける添付ファイルの容量制限といった関連の設定を変更できるようになります。
機能管理者を設定するには、ポータルのトップから[AppSuite]に移動します。



AppSuiteの[アプリケーション一覧]が表示された状態で、右上の歯車アイコンから[システム管理>管理者設定]を押下します。



「ユーザー/ロール選択」ボタンからインポートコマンドの実行ユーザーを追加し、「変更」ボタンを押下します。
機能管理者設定は以上です。



機能管理者の設定が終わったら、アプリケーション作成権限を付与します。
右上の歯車アイコンから[AppSuite>システム管理>権限設定]を表示し、実行ユーザーにアプリケーションの作成権限がある設定になっていることを確認します。
実行ユーザーに作成権限がない場合は、個別ユーザーで指定するか、すべてのユーザーに作成権限を与えます。

  
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