FTP転送したファイルからパッケージソースを展開します。この例ではFTP転送したファイルが/home/guestにあるものとします。
ここでは、作業用ディレクトリとして/tmpを使用します。
※この作業は「root」ユーザーで行ってください。
[root@xxxxxx ~]# cd /tmp
[root@xxxxxx tmp]# tar xvzf /home/guest/daxV30R20lutf8j.tar.gz
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展開が終了すると、/tmp下にdaxというディレクトリが作成されます。
展開された /tmp/daxディレクトリの所有者を、Apacheの実行ユーザーに変更します。
この例では、ユーザー:apache、グループ:apacheです。
[root@xxxxxx tmp]# chown -R apache:apache /tmp/dax
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まず、desknet's DAX の静的コンテンツを、Apacheのドキュメントルートに移動します。
この例では、/var/www/htmlとなっています。
desknet's DAX の静的コンテンツは、次の2つです。
@ daxresディレクトリ(スタイルシート群, Javaスクリプト群)
A daximgディレクトリ(GIFイメージファイル群)
これらのディレクトリは、展開されたdaxディレクトリにあります。
[root@xxxxxx tmp]# mv /tmp/dax/daxres /var/www/html
[root@xxxxxx tmp]# mv /tmp/dax/daximg /var/www/html
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次に、daxディレクトリ自体を、ApacheのCGIディレクトリに移動します。
この例では、/var/www/cgi-binとなっています。
[root@xxxxxx tmp]# mv /tmp/dax /var/www/cgi-bin
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desknet's DAX V3.0では、メールに添付したファイルを圧縮する機能を提供しています。
ZIP形式でのファイル圧縮を行いますが、その際に利用するシェルファイルに実行権を設定していただく必要があります。
daxディレクトリ内のシェルファイル(daxfilecomp.sh)に対して、以下のように実行権を設定してください。
[root@xxxxxx tmp]# chmod 755 /var/www/cgi-bin/dax/daxfilecomp.sh
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zipが既定でインストールされていないLinux環境の場合、OS規定の手順にしたがってzipをインストールしてください。