Ver2.6/2.7からVer2.9へのアップデート方法

Ver2.6/2.7からVer2.9へのアップデート方法についてご説明いたします。前提として、お使いのサーバ上で、desknet's SSS(サザン) Ver2.6/Ver2.7(各OSでVer2.9の一つ前のバージョン)が動作していることが条件となります。

[ご注意!] アップデートの前に・・・
アップデートを行っていただく前に、必ず今お使いのdesknet's SSS(サザン)のデータをバックアップしていただきますようお願いいたします。
Windows版をお使いの場合・・・

desknet's SSS(サザン)のアップデートを行います。
ダウンロード したファイルを作業用フォルダにコピーしてください。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup290wnj.exe)をダブルクリックし、実行します。

2.インストール開始

インストールが始まりますので、画面の指示に従ってインストールを進めてください。

3.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

UNIX版をお使いの場合・・・

desknet's SSS(サザン)のアップデートを行います。
ダウンロード したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリ「/usr/local/www/cgi-bin/sss」にdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup290xx.tar.Z)をdesknet's SSS(サザン)のインストール先「/usr/local/www/cgi-bin」にコピーします。

2.ファイルの展開

コピーしたファイルを展開してください。

uncompress sssup290xx.tar.Z

すると「sssup290xx.tar」というファイルが作成されますので、tarコマンドにて解凍を行います。

tar xvf sssup290xx.tar

すると、「sss」ディレクトリが作成され、以下のファイルおよびディレクトリが作成されます。

README
/s3images
/page
s3.cgi*
s3search.cgi*
s3travel.cgi*
s3nippodel*

3.ディレクトリの移動

WWWサーバのホームディレクトリが「/usr/local/www」の場合、展開された「s3images」、「s3js」ディレクトリの中身を「/usr/local/www」下に存在する「s3images」、「s3js」ディレクトリ内にそれぞれコピーします。(既存のフォルダに上書きしてください)

cp sss/s3images/* /usr/local/www/s3images/.

4.所有者の変更

アップデートしたファイルの格納先ディレクトリの所有者を変更します。
更新した「sss」、「s3images」、「s3js」ディレクトリのオーナーを、HTTPサービスを提供する「ユーザID」、「グループID」を設定します。(※)(ここでは「ユーザID」を"nobody"、「グループID」を"nogroup"とします。)

chown -R nobody /usr/local/www/cgi-bin/sss
chgrp -R nogroup /usr/local/www/cgi-bin/sss
chown -R nobody /usr/local/www/s3images
chgrp -R nogroup /usr/local/www/s3images

5.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

FreeUNIX版をお使いでrpmファイルよりアップデートする場合・・・

desknet's SSS(サザン)のインストールを行います。
ダウンロード
したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリにdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sss-update-2.9-0.iXXX.rpm)をdesknet's SSS(サザン)の作業用ディレクトリ「/tmp」にコピーします。

2.rpmコマンドにてインストール

コピーしたファイルをrpmコマンドを用いてンストールしてください。

rpm -ivh --force sss-update-2.9-0.iXXX.rpm

3.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

FreeUNIX版をお使いで、tarファイルよりアップデートする場合・・・

desknet's SSS(サザン)のインストールを行います。
ダウンロード
したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリ「/home/httpd/cgi-bin/sss」にdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup290xx.tar.gz)をdesknet's SSS(サザン)のインストール先「/home/httpd/cgi-bin」にコピーします。

2.ファイルの展開

コピーしたファイルをtarコマンドを用いて展開してください。

tar zxvf sssup290xx.tar.gz

すると、「sss」ディレクトリが作成され、以下のファイルおよびディレクトリが作成されます。

UPDATE.XXX
/page
/s3images
s3.cgi*
s3search.cgi*
s3travel.cgi*
s3nippodel*

3.所有者の変更

アップデートしたファイルの格納先ディレクトリの所有者を変更します。
更新した「sss」ディレクトリのオーナーを、HTTPサービスを提供する「ユーザID」、「グループID」を設定します。(※ここでは「ユーザID」を"nobody"、「グループID」を"nobody"とします。)

chown -R nobody /home/httpd/cgi-bin/sss
chgrp -R nobody /home/httpd/cgi-bin/sss

4.ディレクトリの移動

WWWサーバのホームディレクトリが「/usr/local/www」の場合、展開された「s3images」ディレクトリの中身を「/usr/local/www」下に存在する「s3images」ディレクトリ内にコピーします。(既存のフォルダに上書きしてください)

cp -p sss/s3images/* /home/httpd/html/s3images/.

5.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

Cobalt版をお使いで、pkgファイルよりアップデートする場合・・・

desknet's SSS(サザン)のインストールを行います。
ダウンロード
したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリにdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.Cobaltの管理サイトにアクセスし、パッケージをインストールします。

  1. “管理者サイト”をクリックします。
  2. 承認情報“ユーザー名”・“パスワード”を入力します。(例:"root"・"manager")
  3. “保守”をクリックします。
  4. 『ソフトウェアをインストール』をクリックします。
  5. “参照”をクリックし、 ダウンロード したパッケージファイルを選択します。
    (CobaltRaQ3Jをお使いの場合、”アップロード”オプションボタンを選択状態にしてください。)
  6. adminパスワードを入力します。(RaQ2J、RaQ3Jでは入力する必要はありません。)(例:manager)
  7. “'pkg'パッケージをインストール”をクリックし、インストールを開始します。
  8. 正常にインストールされると、“Cobalt にインストールされているソフトウェア”に、“SSS UpgradeRelease X.X”と表示されます。

2.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。