Ver1.0からVer2.0へのアップデート方法

Ver1.0からVer2.0のアップデート方法についてご説明いたします。
前提として、お使いのサーバ上で、desknet's SSS(サザン) Ver1.0が動作していることが条件となります。

[ご注意!] アップデートの前に・・・
アップデートを行っていただく前に、必ず今お使いのdesknet's SSS(サザン)のデータをバックアップしていただきますようお願いいたします。
Windows版をお使いの場合・・・

desknet's SSS(サザン)のアップデートを行います。
ダウンロード したファイルを作業用フィルダにコピーしてください。
ここでは、実行可能フィルダ「C:¥InetPub¥scripts¥sss」にdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup200wn.exe)を「C:¥InetPub¥scripts」にコピーします。

2.ファイルの更新

コピーしたファイルをダブルクリックしてください。
すると「sss」フィルダが作成され、その他のファイル、およびフィルダが更新されます。

3.フィルダの移動

WWWサーバのホームディレクトリが「C:¥InetPub¥wwwroot」の場合、展開された「s3images」フォルダを「C:¥InetPub¥wwwroot」に移動します。(既存のフォルダに上書きしてください)

4.フォルダ名の変更

desknet's SSS(サザン)インストール先の「data」フォルダ下に存在する「mail」フォルダの名称を「s3mail」に変更してください。

※ここで変更していただかなくても、[共通設定]-[メールサーバの設定]を再度行っていただければ、メールサーバの設定は有効になります。

5.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

UNIX版をお使いの場合・・・

desknet's SSS(サザン)のインストールを行います。
ダウンロード
したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリ「/usr/local/www/cgi-bin/sss」にdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup200xx.tar.Z)をdesknet's SSS(サザン)のインストール先「/usr/local/www/cgi-bin」にコピーします。

2.ファイルの展開

コピーしたファイルを展開してください。

uncompress sssup200xx.tar.Z

すると「sssup200xx.tar」というファイルが作成されますので、tarコマンドにて解凍を行います。

tar xvf sssup200xx.tar

すると、「sss」ディレクトリが作成され、以下のファイルおよびディレクトリが作成されます。

UPDATE.XXX
/s3images
/s3js
/page
/data
s3.cgi*
s3search.cgi*
s3travel.cgi*

3.ディレクトリの移動

WWWサーバのホームディレクトリが「/usr/local/www」の場合、展開された「s3images」、「s3js」ディレクトリの中身を「/usr/local/www」下に存在する「s3images」、「s3js」ディレクトリ内にそれぞれコピーします。(既存のフォルダに上書きしてください)

cp sss/s3images/* /usr/local/www/s3images/.
cp sss/s3js/* /usr/local/www/s3js/.

4.ディレクトリ名の変更

desknet's SSS(サザン)インストール先の「data」ディレクトリ下に存在する「mail」ディレクトリの名称を「s3mail」に変更してください。

mv sss/data/mail sss/data/s3mail

※ここで変更していただかなくても、[共通設定]-[メールサーバの設定]を再度行っていただければ、メールサーバの設定は有効になります。

5.所有者の変更

アップデートしたファイルの格納先ディレクトリの所有者を変更します。
更新した「sss」、「s3images」、「s3js」ディレクトリのオーナーを、HTTPサービスを提供する「ユーザID」、「グループID」を設定します。(※)(ここでは「ユーザID」を"nobody"、「グループID」を"nogroup"とします。)

chown -R nobody /usr/local/www/cgi-bin/sss
chgrp -R nogroup /usr/local/www/cgi-bin/sss
chown -R nobody /usr/local/www/s3images
chgrp -R nogroup /usr/local/www/s3images
chown -R nobody /usr/local/www/s3js
chgrp -R nogroup /usr/local/www/s3js

6.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

FreeUNIX版をお使いの場合・・・

desknet's SSS(サザン)のインストールを行います。
ダウンロード
したファイルを、作業用のディレクトリにコピーしてください。
ここでは、実行可能ディレクトリ「/home/httpd/cgi-bin/sss」にdesknet's SSS(サザン)がインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。

1.ファイルのコピー

ダウンロードしたファイル(sssup200xx.tar.gz)をdesknet's SSS(サザン)のインストール先「/home/httpd/cgi-bin」にコピーします。

2.ファイルの展開

コピーしたファイルをtarコマンドを用いて展開してください。

tar zxvf sssup200xx.tar.gz

すると、「sss」ディレクトリが作成され、以下のファイルおよびディレクトリが作成されます。

UPDATE.XXX
/s3images
/s3js
/page
/data
s3.cgi*
s3search.cgi*
s3travel.cgi*

3.ディレクトリの移動

WWWサーバのホームディレクトリが「/home/httpd/html」の場合、展開された「s3images」、「s3js」ディレクトリの中身を「/home/httpd/html」下に存在する「s3images」、「s3js」ディレクトリ内にそれぞれコピーします。(既存のフォルダに上書きしてください)

cp sss/s3images/* /home/httpd/html/s3images/.
cp sss/s3js/* /home/httpd/html/s3js/.

4.ディレクトリ名の変更

desknet's SSS(サザン)インストール先の「data」ディレクトリ下に存在する「mail」ディレクトリの名称を「s3mail」に変更してください。

mv sss/data/mail sss/data/s3mail

※ここで変更していただかなくても、[共通設定]-[メールサーバの設定]を再度行っていただければ、メールサーバの設定は有効になります。

5.所有者の変更

アップデートしたファイルの格納先ディレクトリの所有者を変更します。
更新した「sss」、「s3images」、「s3js」ディレクトリのオーナーを、HTTPサービスを提供する「ユーザID」、「グループID」を設定します。(※)(ここでは「ユーザID」を"nobody"、「グループID」を"nobody"とします。)

chown -R nobody /home/httpd/cgi-bin/sss
chgrp -R nobody /home/httpd/cgi-bin/sss
chown -R nobody /home/httpd/html/s3images
chgrp -R nobody /home/httpd/html/s3images
chown -R nobody /home/httpd/html/s3js
chgrp -R nobody /home/httpd/html/s3js

6.終了

以上でdesknet's SSS(サザン)のアップデートは完了です。

Cobalt版をお使いの場合・・・

Cobalt版をお使いの場合、「pkg」ファイルよりアップデートすることが可能です。
ただし、telnetがお使いになれない場合、お手数ですが、今一度[共通設定]-[メールサーバの設定]を行っていただけますよう、お願いいたします。
telnetがお使いになれる場合、アップデート版pkgファイルインストール後、telnetにてサーバにログイン後、以下の操作を行ってください。

ディレクトリ名の変更
desknet's SSS(サザン)インストール先の「data」ディレクトリ下に存在する「mail」ディレクトリの名称を「s3mail」に変更してください。

mv sss/data/mail sss/data/s3mail

※ここで変更していただかなくても、[共通設定]-[メールサーバの設定]を再度行っていただければ、メールサーバの設定は有効になります。

※HTTPサービスを提供する「ユーザID」、「グループID」について
HTTPサービスを提供するユーザID、グループIDとは、例えば「Apache」をお使いの場合、Apacheの設定ファイル「httpd.conf」に記述されている

User nobody
Group nobody

のユーザID、グループIDのことです。