ウェブメールご利用時のトラブルについて※第二弾※
平素よりdesknet’s NEOをご利用いただきまして、ありがとうございます。
[ カスタマーサクセス部 ]の加茂川です。
昨今、メールサーバーのセキュリティ強化に伴い、先進認証(OAuth 2.0)を採用する・推奨するメールサーバーが増えてきております。
弊社では現在、Google Workspace(G Suite)およびMicrosoft 365のメールサーバーでのOAuthサービスが動作検証済みとなっております。
このOAuthサービスご利用のお客様からよくお問い合わせをいただく、下記エラーメッセージ表示時の対処法について、今回はご紹介させていただきます。
アクセストークン取得対象のサイトへの接続に失敗しました。システム管理者に問い合わせてください。
またdesknet’s NEOのインストールされているサーバーからアクセストークン取得対象のサイトへ通信が可能か確認してください。[E6208001]
該当のエラーメッセージは、OAuth認可サーバーの設定時に入力いただいた、クライアントシークレットの 有効期限が切れている際に発生するケースが多く見受けられます。
Microsoft365のグローバル管理者アカウントにて、Microsoft Azureに登録されているOAuth認証用のアプリケーションの「証明書とシークレット」から、クライアントシークレットの有効期限が切れてしまっていないか、切れている場合には、新しいクライアントシークレットの発行、クライアントシークレットの「値」をコピーし、OAuth認可サーバー設定のクライアントシークレットを更新いただき、事象が解消するか、ご確認ください。
[ご参考マニュアル:Microsoft 365のOAuth認可サーバーの利用方法について]
https://www.desknets.com/neo/download/doc/oauth/microsoft365.html
クライアントシークレットの有効期限につきましては、発行を行う際にデフォルトでは6ヶ月となっておりますが、プルダウンから期限を延長することも可能です。
半年に1度の設定変更が煩わしいようであれば、期限の延長もご検討いただけますと幸いです。
なお、クライアントシークレットの有効期限内にもかかわらず、本メッセージが表示されている場合、エラーが発生しているアカウントのログを取得いただき、クラウドサポート窓口宛にお送りください。
調査を行わせていただきます。
【クラウド版お問合せフォーム】
https://www.desknets.com/cloud/support/
ログの取得方法につきましては、下記ページをご参照ください。
ウェブメールにて、メールの送受信のログは取得できますか。
https://faq.desknets.com/faq/NEO-T0300
では、またお会いしましょう!