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【開発インタビュー 後編】自社キャラクターで意外と簡単⁉スタンプの作り方
平素はdesknet’s NEOをご利用いただき、ありがとうございます。
弊社ではdesknet’s NEOの1機能として使えるビジネスチャットChatLuckを提供しております。desknet’s NEOとシングルサインオン、ユーザー・組織情報の同期など、シームレスに連携することが可能です。
ChatLuckは普段お使いのチャットツールと同様に、スタンプ・リアクション機能を搭載しており、自由に追加することができます!弊社でも絵を描くことが得意な有志メンバーにてスタンプを作成し、社内環境で活用しています。
今回は、社内向けスタンプを作成した技術開発事業部のJ・Gさん、E・Kさん(以下Gさん、Kさん)、システム管理者の竹迫さんにインタビューを行い、スタンプを作成した背景、作成方法についてインタビューを行いました。
※インタビュー前編「リアクションの開発背景編」はこちら
—社内向けスタンプを作成された背景を教えてください。
【Gさん】自分が考えたスタンプを楽しく使いたいと思ったことがきっかけです。スタンプは要件を素早く伝えるために有効な手段ですが、既存のスタンプは自分が使いたい文言があまり多くないように見受けられました。お客様からのご要望でも「ありがとう」「お疲れ様です」のように一言で使えるスタンプが欲しいという声を数多くいただいていました。
そんなとき、同じ部署にいるKさんの絵が上手いということを知り、Kさんに一緒にスタンプを作成しないかとお声がけしました。快く受け入れてくれて、「オリジナルスタンプでコミュニケーションをもっと楽しく」したいという思いのもと、まずは社内で使えるスタンプの作成を企画しました。
—スタンプの工夫した点、特長を教えてください。
【Kさん】軽すぎず重すぎず、送りやすいスタンプであること、言葉が含まれるスタンプであることです。
それだけでなく、使いたくなるようなかわいいキャラクターであることも必要です。そこで着目したのが、ChatLuckのイメージキャラクターの「うさぎ」、とあるページでひそかに登場していた「解決かもめ」という自社のキャラクターです。
Gさんとお客様の要望を確認していく中で、お客様や私たちが欲しいスタンプは以下だと考えました。
◆兎にも角にも実用的
既存のスタンプが使われにくい一番の要因は実用的な文言が少ないことだと考えました。いただいた要望と私たちが欲しいものをふまえて文言をピックアップしてスタンプ化。文字がちゃんと目立つようにデザインにも工夫を加えました。
◆目上の人にも使える
ビジネスチャットの難しさは、軽すぎず重すぎずが重要なところです。そのため、年齢・性別などに関係なく使えそうなデザインを意識しました。これはお客様からの要望がそのままヒントになりました。
◆自社キャラクターの活用によってスタンプを簡単に作成
原画に忠実にキャラクターを再現。解決かもめは「陽気なイメージ」に、うさぎはロゴの通りに敢えて表情が分からないままが可愛らしく、解決かもめとの違いも出しやすいと思いました。
—どのようにChatLuckのスタンプを作成したのでしょう?
【Kさん】自社キャラクターをもとに、スタンプで使用する言葉に合うようにイラストを描き起こしました。まずはラフ案を作成し、Gさんと確認した後、スタンプを清書していきました。文字サイズは視認性を高めるため、イラストの3分の1~2分の1を占めるように意識しました。
私はスタンプに使用する言葉に合わせてAdobe Illustratorを使用してイラストを描き起こしましたが、無料ツールと自社キャラクターの画像素材を活用することで、イラスト+文字でどんな形のスタンプを誰でも簡単に作ることができると思います。
【Gさん】私はまさに自社キャラクターの画像+文字でハンコ風のスタンプを作成しました。こちらは無料ツールのAdobe Expressを使用して作成しましたが、既にある社内キャラクターの画像素材に文字を追加するだけなので簡単に作成できました。一度、雛型を作ってしまえば文言だけ変えて量産できるのも楽な点です。
スタンプができあがり、社内環境に追加してもらう際に今回スタンプを作成した経緯をまとめた資料も用意して、ChatLuckシステム管理者の竹迫さんにプレゼンを行いました。
—システム管理者の竹迫さんに伺います。作成されたスタンプに対しての率直な感想はいかがでしたか?
【竹迫さん】2人からスタンプ作成についてプレゼンをされるまで、このプロジェクトが動いていることを知らなかったのでとても驚きました。使ってもらおうと真剣に考えた結果、クオリティの高いスタンプが出来上がったことにとても感動し、社内環境に追加することにしました。
—社内リリースに向けて大変だったことはありましたか?
【竹迫さん】自社キャラクターなので権利などの調整も必要なく、大変だったことはありませんでした。社内調整したこととしては、社長にスタンプは自由に追加させてほしいということをお願いし、社内から依頼が来たときには自由に追加できる状態にしました。
—スタンプ社内リリース後の社内の反応はいかがでしたか?
【Gさん】私は裏でこっそりとスタンプを作成していたので、実は私が作成したことが社内には知られていないはずです。そのため、直接反応はもらっていないのですが、ルームやコンタクトで自分が作成したスタンプが使われているととても嬉しいですね。
【Kさん】社内にスタンプが追加されてから、「スタンプいいね!」と直接声をかけてくれることが増えました。コンタクトやルームでのやりとりでも、私が作成したスタンプを使ってくれる人が多くて嬉しいです。
—管理者視点で社内のChatLuck活用状況に変化はあったと思いますか?
【竹迫さん】追加したスタンプやリアクションが社内で活発に使われるようになったと思います。社内からもスタンプが使いやすくなったと言われましたね。これまで使いどころがわからないものもありましたが、KさんやGさんが作成されたスタンプは、用途や伝えたいことがはっきりしているので、これまで一方的に流れてしまっていたものが、スタンプで返信しやすくなったと思います。
また、社内環境にスタンプをリリースした際に、desknet’s NEOのインフォメーションで社内周知したのですが、「作成者:Kさん」と記載したところ、その後本人に直接「ありがとう」「これかわいいね」と声をかけてもらえる機会が増えたと聞いて、スタンプを増やしただけでも社内コミュニケーションの活性化にも繋がっていると思いました。
—ChatLuckをお使いのお客様、これからChatLuckを使おうと思っているお客様へのメッセージをお願いします。
【Kさん】私はモバイルアプリのUI設計を担当することが多く、最近ではモバイルアプリの「ホームウィジェット」のデザインを担当しました。ホーム画面にユーザー毎に自由にルームやコンタクトを配置できるようになりましたので、ぜひ使ってみてください。
また、今回私が作成したスタンプをユーザーの皆様に提供させていただくことになりました。ビジネスチャットはどうしても固くなってしまいがちですが、リアクションやスタンプなどで時には楽しんでいただくことも大事だと思います。ぜひ、スタンプ・リアクションを気軽に使ってみてほしいです。ご提供したスタンプを社内コミュニケーションの活性化に役立てていただけたら嬉しいです。
【Gさん】今回1ユーザー目線でほしいスタンプを追加してみた結果、ネオジャパン社内でもコミュニケーションがしやすくなったように感じます。是非ユーザーの皆様もオリジナルのスタンプを作ってみてほしいですし、ユーザーの皆様にもスタンプやリアクションを活用いただけるようにコンテンツ提供の機会を増やしていきたいと考えています。私たちが作成したスタンプを社内環境に追加いただき、社内コミュニケーションに役立てていただけたらと思います。
今回インタビューを受けてくれた方々
2016年ネオジャパンに入社。入社直後2年間の営業職を経て、技術開発事業部に配属。ChatLuckやAppSuiteのAPIを使った社内向けツールの開発、研究開発や製品検証、調査を担当。
2019年新卒でネオジャパンに入社。入社後desknet’s NEOのモバイルアプリや社内用ツールなどの開発を手掛け、現在はChatLuckのモバイルアプリ開発を担当し、デザインやUI設計をメインに手掛ける。最近では、ChatLuckモバイルアプリのホームウィジェットのUI設計を担当。
【無料ダウンロード】ChatLuckスタンプ
本記事でご紹介したChatLuckのスタンプは以下よりダウンロードいただけます。
以下利用規約をご確認のうえ、ダウンロード・利用いただくようお願いいたします。
ダウンロードと同時に同意したものとみなします。
●本スタンプの著作権はすべてネオジャパンに帰属します。
●本スタンプはChatLuckのスタンプとしてのみご利用いただけます。
●本スタンプの再利用(再転載、配布など)はすべて禁止いたします。
●その他利用条件等につきましては、「ご利用にあたって」をご確認ください。
◆インタビュー前編「リアクションの開発背景編」はこちら
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