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【開発インタビュー 前編】社内コミュニケーションを円滑にするリアクション機能の開発背景
平素はdesknet’s NEOをご利用いただき、ありがとうございます。
弊社ではdesknet’s NEOの1機能として使えるビジネスチャットChatLuckを提供しております。desknet’s NEOとシングルサインオン、ユーザー・組織情報の同期など、シームレスに連携することが可能です。
ChatLuckは普段お使いのチャットツールと同様に、スタンプ・リアクション機能を搭載しています! 2024年8月ChatLuckV6.5にてルーム・コンタクトに自由にリアクションを登録できるようになりました。
今回、ChatLuck開発チームの竹迫さん、太田さんに、リアクション機能の開発背景、ChatLuckの今後の展望についてお話を伺いました。
※インタビュー後編「スタンプの作り方」はこちら
—リアクション機能を追加された背景・きっかけを教えてください。
しかし、チャットは感情が伝わりにくいというデメリットもあり、リアクション機能を搭載すれば、テキストで返信しなくても良いものを簡単に反応でき、コミュニケーションを豊かにするのではないかと思い、リアクション機能を搭載することに決めました。
【竹迫】上司からのメッセージに対してリアクションの反応だけでいいのか、リアクションの反応あり・なしによって不快に思われてしまい、コミュニケーションの弊害にもなりかねないことが気になっていました。ただ、コミュニケーションの気楽さや反応速度を上げることにメリットを感じて機能追加に踏み切りました。
—リアクション機能の開発で苦労されたことはありますか。
【太田】リアクション機能が搭載された当初は自由にリアクションを追加できなかったので、どのようなリアクションがあれば使っていただけるか、利用価値のあるリアクションについて悩みました。そこで、開発部内でアンケートを取り、搭載するリアクションを決めました。「涙」「びっくり」などの感情表現するリアクションはビジネス的にも使用用途が限られるので、かなり厳選しました。
【竹迫】リアクションの通知デザインや表示のさせ方も開発内でこだわったところです。V5.6よりリアクション通知ができるようになりましたが、「リアクション状況を確認できるようにするか」「通知したい数はいくつか」「複数の通知があるときどのように表示するか」「表示する時間はどうするか」という点を検討し、会社・個人によってルールや希望は異なることから、この点は自由に設定できるようにしました。自社・個人に合った細かい設定・カスタマイズができるのも、ChatLuckらしさだと考えています。
これまで反応がなく一方的なメッセージが流れていた状況が、「テキストで返信するほどではない」という場面でも「OK」や「いいね」などでリアクションを押せば良いという気軽さを演出できたことが良かったと思っています。
—先日のV6.5ではルームごとにリアクションを登録できるようになりました。
【太田】ChatLuckチームでもコミュニケーションが活発になった実感があります。ChatLuckチームメンバーに、ネオジャパン社内限定で使用しているリアクションの中でよく使うものについてを取ってみたところ、1. 神、2. 賛、すみません(同率)、4. なるほど、5. 済という結果となりました。以下ネオジャパン社内限定で使用しているリアクションです。
【髙畑】これらのリアクションは私が所属するマーケティング統括部でも活発に利用されていますね。上記に加えてマーケ独自のリアクションも追加されました。例えば、在宅勤務開始の報告に対して「おはよう」というリアクションを押したり、依頼事項に対応したら「済」を押すというような活用をしており、返信するほどではなくても反応したいときにリアクションを活用しています。追加されたリアクションは27件にも増えました。
コンタクトでもリアクションを自由に追加できるようになったので、「確認します」「承知しました」「よろしくお願いします」というようなリアクションを追加しています。すぐに反応できないときの一次返信としても使っています。
他にも全社向けの公開ルームには、各家庭のペットの写真をシェアするルームもあります。ルームにリアクションを追加できるようになったことで、「かわいい」「もふもふ」のような、このルームならではのリアクションを一社員が自由に作成・追加しており、部署を横断したコミュニケーション活性化に役立っています。
—バージョンアップで反映する機能の選定はどのように行われているのでしょうか。
【太田】次期バージョンアップ内容は、既に挙がっている不具合やお客様からいただいた要望をもとに、ChatLuck開発チームにて必要な機能を検討しています。開発メンバーにもChatLuckに必要だと思う機能を募ったうえで、チーム総意で次期バージョンアップで搭載する機能を決定しています。お客様からのご意見・ご要望が次期バージョンアップの内容につながりますので、忌憚のないご意見をいただけますと幸いです。
—ChatLuckに関する今後の展望を教えてください。
【太田】チャットコミュニケーションをうまく行えるようにすることを主軸に、チャットツールとして不足している機能をブラッシュアップして改善を重ねていきたいと思っています。desknet’s NEO・AppSuiteとの連携など、ChatLuckだからこそできることやChatLuckといえばこれという機能も検討していきます。
開発部50名中23人の約半数がChatLuckの開発を担っており、良い製品を作るためには各々がお客様に何を届けたいのか、意見を気軽に言い合えるような、良いチームを作る必要があると考えています。最近ではメンバーが主体的に動いて意見を出してくれており、自立性のある組織になってきていると思いますので、チーム一丸となってビジネスチャットという枠にとらわれず、円滑でポジティブなコミュニケーションが行えるツールを追求していきたいと思います。
—ChatLuckをお使いのお客様、これからChatLuckを使おうと思っているお客様へのメッセージをお願いします。
【太田】チャットツールはプライベートでも仕事でも当たり前に溶け込んでいて、利用頻度も高く、切っても切り離せないものだからこそ、ストレスなく使えるツールとしてChatLuckをより良いものにしていきたいと考えています。良いコミュニケーションを実現するために、今後もお客様の要望に応え、改善を重ねてまいります。
【竹迫】私たちはお客様に何を届けるかを念頭に置いた製品開発を行っていますので、リリース後にお客様から良い反応をもらえることが一番の喜びです。
ビジネスで使うツールなので情報漏洩などの懸念もあり、社内ルールを固める良さもありますが、スタンプやリアクションを活用してフランクに使えるようにすることで、社員同士のコミュニケーションが活発化し、社員が幸せに前向きに働くことができれば、ルールを固めること以上の効果も得られると考えています。管理者の皆様が安心して機能開放でき、ユーザーの皆様が使いやすいと思っていただけるように改善していきますので、是非今後ともChatLuckを活用いただけると嬉しいです。
今回インタビューを受けてくれた方々
入社20年目。ChatLuck開発の責任者。チームメンバーのマネジメント、ChatLuckの開発方針に関してのアドバイス・サポートを行う。
入社10年目。ChatLuck開発チームのリーダーとして次期バージョンアップ対応検討・開発スケジュール・チームメンバーの管理・マネジメントを担う。
【無料ダウンロード】ChatLuckリアクション
ChatLuckのリアクションは以下よりダウンロードいただけます。
以下利用規約をご確認のうえ、ダウンロード・利用いただくようお願いいたします。
ダウンロードと同時に同意したものとみなします。
●本リアクションの著作権はすべてネオジャパンに帰属します。
●本リアクションはChatLuckのリアクションとしてのみご利用いただけます。
●本リアクションの再利用(再転載、配布など)はすべて禁止いたします。
●その他利用条件等につきましては、「ご利用にあたって」をご確認ください。
◆インタビュー後編「スタンプの作り方」はこちら
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