【アプリ作成のコツ】プラグイン部品を利用したアクセス権設定
1on1個別相談会を担当しております[カスタマーサクセス部]の橋本です。
先日、プラグイン部品の活用例をご紹介いたしましたが、リアクション部品を使ったアクセス権設定をご紹介いたします。
①リアクション部品を配置してください。
ご覧の通り、デフォルトでは、[いいね]と表示されます。
※プラグイン部品が表示されていない方は、前回の記事をご覧ください。
https://www.desknets.com/neo/users/media/appsuite/9148
②ボタンの名称を変更します。
プラグインの詳細設定をクリックいただき、[ボタンのラベル]にて表現を変えることが可能です。今回は、[確認済]の名称でご案内いたします。
③ボタンの色やサイズを変更します。
[部品の設定]の[スタイル]をクリックいただき、
塗りつぶしやフォントで、色やサイズを変更できます。
④受取用の部品を新規に配置します。
デザインが整いましたら、リアクションボタンを押した場合の保存先として、アプリ上に[ユーザー選択]と「数値」の部品を用意します。
ここでは、部品の名称を下記のようにします。
数値部品:確認済件数(受取用のシステム部品)
ユーザー選択部品:確認済した人(受取用のシステム部品)
なお、ユーザー選択部品の入力制限では、[複数選択]としてください。
⑤プラグインの保存先を設定します。
もう一度、リアクション部品の詳細設定をクリックし、④で作成した部品を保存先として設定してください。
「リアクションしたユーザーの保存先」→[確認済した人(受取用のシステム部品)]を指定してください。
「リアクション数の保存先」→[確認済件数(受取用のシステム部品)]を指定してください。
※ユーザーがリアクションボタンを押すと、クリックされた数とクリックしたユーザーの情報が自動的に保存されます。
※確認済件数(受取用のシステム部品)を使って、アクセス権設定を行います。
事前設定はここまでです。
ここから、アクセス権設定をご案内します。
⑥アクセス権を設定します。
リアクションを許すユーザーにはデータの変更権が必要となります。
[アクセス権設定]の[アプリケーション]にて、付与してください。
ここでは、例として、Everyone (全ユーザー)とします。
⑦確認済をクリックされた後に、編集させない設定を加えます。
[アクセス権設定]の[データ]にて、[データのアクセス権設定を追加]をクリックしてください。
下記のように、「リアクション数の保存先」→[確認済件数(受取用のシステム部品)]を選択し、1件以上の条件を指定します。
ここでは、条件に一致した場合には、[Everyone (全ユーザー) 参照のみ]とします。
⑧動作を確認します。
アクセス権設定をすると、下記のように[確認済]のデータについては、編集ボタンや削除ボタンがグレーアウトします。
このケースでは、確認済がクリックされた場合は、データが編集できない状態となります。
仮に、リアクション部品をクリックできる方を特定したいという方は、⑦の設定はせずに下記の設定をお願いいたします。
⑨リアクション部品をクリックできる方を特定する場合
リアクション部品そのものには、権限設定ができませんので、保存先として設定された部品に対して権限設定を行います。
⑩改めて、動作を確認します。
リアクション部品については、クリックできてしまいますが、クリックした直後に、下記のメッセージが表示されます。
以上となりますが、プラグイン部品を利用していただき、是非、皆様の運用にお役立ていただければ幸いです。
[補足]
プラグイン部品については、申請書アプリケーションタイプでもご利用いただけますが、
承認者や申請書がご利用いただく場合には、AppSuiteのライセンスが必要となります。
AppSuiteのアクセス権設定については、細かく設定できますので、下記記事も参考にしてください。
[査定表をテーマにしたアクセス権設定]
https://www.desknets.com/neo/users/media/appsuite/7263
[日報をテーマにしたアクセス権設定]
https://www.desknets.com/neo/users/media/appsuite/4468
本件に関するお問い合わせは、下記までお気軽にお申し付けください。
[お問い合わせ先]
株式会社 ネオジャパン カスタマーサクセス部
E-mail:csuccess@desknets.com
WRITER
みなとデスクネッツ編集部
もっと使いやすいデスクネッツを働くみなで作っていきたい! desknet's NEOをお使いいただいている皆さまがもっとデスクネッツを使いこなし、業務効率化をしていただくため、 現場目線で活用術や新バージョン情報をお伝えしていくメディアとして記事を執筆しています。