中級編

日時部品から日付を抽出する計算式

皆さま、日頃、みなとデスクネッツをご覧いただきありがとうございます。

ネオジャパンのカスタマーサクセス部の橋本です。

 

今回は、1on1個別相談会でご案内することが多い[DATETIME_FORMAT]をご案内します。

 

設定は簡単ですので、間違え例を合わせてご案内します。

利用シーンは、日時部品から日付を抽出する際にご活用ください。

 

まず、正解の例です。

 

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■部品名:日付抽出A

 

[計算式]
DATE(
VALUE(DATETIME_FORMAT({{日時}},"yyyy")),
VALUE(DATETIME_FORMAT({{日時}},"M")),
VALUE(DATETIME_FORMAT({{日時}},"d"))
)

 

[計算結果の表示形式]

日付

 

ワンポイント!

 

正しく表現されていることがわかります。

DATETIME_FORMATの結果は[文字]になりますので、VALUEで[数値]に変換します。

最後にDATEで[日付]に戻す流れとなります。

 

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次に、よくある間違え例をご案内します。

 

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■部品名:日付抽出B

 

[計算式]
DATETIME_FORMAT({{日時}},"yyyy/M/d")

 

[計算結果の表示形式]

日付

 

ワンポイント!

 

DATETIME_FORMATの結果は[文字]になりますので、

計算結果の表示形式を[日付]にすると不一致になります。

不一致の場合には、灰色で表示されます。

 

計算の結果がこのように灰色の場合は、
計算式や計算結果の表示形式を確認しましょう!

 

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最後に、2つ目の間違え例です。

 

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■部品名:日付抽出C

 

[計算式]
DATE_FORMAT({{日時}},"yyyy/M/d")

 

[計算結果の表示形式]

文字

 

ワンポイント!

 

日付/時間関数の中に、DATE_FORMATとDATETIME_FORMATと2つあります。

表記が似ていますが、DATE_FORMATは日付部品を変換する際に利用します。

 

DATE_FORMATに日時部品を利用した場合でも、

計算結果の表示形式が文字のため、正しいように見えますが、

よく見ると、日付が1日前の状態です。

 

理由としては、日時部品の値を自動計算部品で日付に変換する際に、

タイムゾーンが関連しております。
タイムゾーンが「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」の場合、

時刻がAM00:00~AM08:59の時に、前日の日付が表示されます。

 

ワークフローの押印情報から決裁日を抽出する際や

自動処理のスケジュール登録時にご注意ください。

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最後の間違え例のように、[計算結果の表示形式:文字]の場合、

レイアウト上の見た目は違和感がないケースもありますが、

検索する際に[文字]での検索となってしまいます。

 

[DATETIME_FORMAT]と[計算結果の表示形式:日付]で設定することで、

[日付]での検索ができるほか、通知メールの絞り込み条件で利用できます。

 

本件について、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

[連絡先] カスタマーサクセス部 橋本(TEL:045-640-5921)

WRITER
みなとデスクネッツ編集部
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みなとデスクネッツ編集部
もっと使いやすいデスクネッツを働くみなで作っていきたい! desknet's NEOをお使いいただいている皆さまがもっとデスクネッツを使いこなし、業務効率化をしていただくため、 現場目線で活用術や新バージョン情報をお伝えしていくメディアとして記事を執筆しています。
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