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■定常的なデータベース保守作業
定常的なデータベース保守作業について
■データベースの保守作業の必要性
PostgreSQLに限らずデータベースは定期的な保守作業を必要とします。
保守作業を行う事によってデータベースの肥大化を防ぎ、レスポンスの低下を抑えます。
以下のデータベース最適化コマンドを定期的に実行するよう構成してください。
VACUUM
⇒日に1度程度実行
・削除されたデータが占有している領域を再利用可能な状態にします。
※コマンド実行中はサーバーに負荷がかかるためdesknet's DBのレスポンスが低下する場合があります。
REINDEX
⇒日に1度程度〜週に1度程度実行
・データベース内のインデックス(索引)を再作成する事によって、不要な索引を削除します。
※コマンド実行中はdesknet's DBを使用する事ができませんのでご注意ください。
VACUUM FULL
⇒月に1度程度実行
・削除されたデータが占有している領域を再利用可能な状態にします。
・データの隙間を詰めてディスクに保存し直します。空きディスクを増やします。
・データベース内のインデックス(索引)を再作成する事によって、不要な索引を削除します。
※コマンド実行中はdesknet's DBを使用する事ができませんのでご注意ください。
各コマンドはデータ量に応じて処理時間が変動します。
また、各コマンドを実行する間隔が長くなればなるほど、処理時間も長くなりますので、定常的に保守作業を行ってください。
■保守作業の実行例
PostgreSQLの保守用コマンドの実行例を以下に記します。
サーバーOSにWindows Serverをお使いの場合
Postgresのbinフォルダへの環境変数PATHを設定したうえで、下記のコマンドを実行します。
サーバーOSにRed Hat Enterprise Linuxをお使いの場合
postgresユーザーで、下記のコマンドを実行します。
【VACUUM実行例】
vacuumdb -v -z -d webdb -U postgres
【REINDEX実行例】
reindexdb -d webdb -U postgres
【VACUUM FULL実行例】
vacuumdb -f -v -z -d webdb -U postgres
■参考
・
vacuumdb(不要領域の回収) コマンド
・
reindexdb(インデックスの再作成) コマンド
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