ここでは、サーバにLinuxをお使いいただいている場合の desknet's DB のパッチインストール方法を説明いたします。
適用作業を行う前に、必ずバックアップを行っていただきますようお願いいたします。
パッチ適用後、パッチモジュールのみをアンインストールすると、正しく動作しない可能性がありますので、パッチモジュールのみのアンインストールは行われないようお願いいたします。
- 1.パッチファイルの展開
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FTP転送したファイルからパッケージソースを展開します。この例ではFTP転送したファイルが/tmpにあるものとします。
[root@xxxxxx tmp]# cd /tmp
[root@xxxxxx tmp]# tar zxzf dndbpatch2V10R20lRE5j.tar.gz
展開が終了すると、/tmp/dndb ディレクトリが作成されます。
- 2.ファイルとディレクトリの所有者変更
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1.で展開されたディレクトリ及びファイルの所有者を、Webサーバーの動作しているサービスユーザー変更します。
ここでは、Webサーバーのサービスユーザーを"apache"、グループを"apache"とした場合の例でご説明します。
[root@xxxxxx ~]# chown -R apache:apache dndb
- 3.イメージ関連ファイルのコピーと削除
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イメージ、JS関連ファイルの格納されたディレクトリを、Webサーバーのドキュメントルートにコピーします。
[root@xxxxxx ~]# \cp -rp /tmp/dndb/wdroot /var/www/html/.
コピーが完了したら、本ディレクトリ(wdroot)は不要ですので、削除します。
[root@xxxxxx ~]# \rm -r /tmp/dndb/wdroot
※リビジョンアップモジュールによっては「wdroot」ディレクトリが存在しない場合がございます。ディレクトリが存在する場合のみコピー及び削除を行ってください。
- 4.実行モジュール関連ファイルのコピーと削除
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モジュール関連ファイルの格納されたディレクトリを、desknet's DBインストール先にコピーします。
[root@xxxxxx ~]# \cp -rp /tmp/dndb /var/www/cgi-bin/.
コピーが完了したら、本ディレクトリ(dndb)は不要ですので、削除します。
[root@xxxxxx ~]# \rm -r /tmp/dndb
これでインストールは完了です。