desknet's CAMS マニュアル
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desknet's CAMS + PostgreSQL版 データのバックアップとリストア

ここでは、desknet's CAMS でPostgreSQLをご利用になるデータのバックアップとリストアについてご説明します。
【 注意事項 】
・CAMSのシステムは全てのデータをデータベース上に保有します。
この為、CGIプログラム部とデータ部が明確に分けられたシンプルな構造となっています。
但しCGIプログラムは一部作業用の一時ファイルとしてOSのファイルシステム利用します。

・バックアップとリストアのdesknet'sCAMSは同じバージョン同士で行ってください。異なるバージョンのdesknet'sCAMSでリストアを行いますとデータ不整合の原因となります。

1.バックアップ
CAMSシステムのデータは、全てデータベース内に格納されているため、データベース内の「camsdb」のみがバックアップ対象となります。
バックアップの方法については、pg_dumpコマンドにて行うか、他のPostgreSQL標準のバックアップ方法を利用することができます。
詳しくはPostgreSQLのドキュメントをご参照ください。
●バックアップ方法->「pg_dump」コマンドを用いる場合

【例】PostgreSQLが"C:\Program Files\PostgreSQL\8.3"にインストールされている場合

set PATH="C:\Program Files\PostgreSQL\8.3\bin"
pg_dump -U postgres -Fc -b camsdb > C:\tmp\camsdb.pgdmp

(C:\tmpディレクトリ下に「camsdb.pgdmp」ファイルを保存する場合)
2.リストア
リストアの方法についても、バックアップと同様にpg_restoreコマンドにて行うか、他のPostgreSQL標準のリストア方法を利用することができます。
詳しくはPostgreSQLのドキュメントをご参照ください。
●リストア方法->「pg_restore」コマンドを用いる場合

【例】PostgreSQLが"C:\Program Files\PostgreSQL\8.3"にインストールされている場合

set PATH="C:\Program Files\PostgreSQL\8.3\bin"
pg_restore -c -Fc -U postgres -d camsdb C:\tmp\camsdb.pgdmp

(C:\tmpディレクトリ下に「camsdb.pgdmp」ファイルが保存されている場合)
リストア時に、
「pg_restore: [archiver (db)] Error from TOC entry 20; 1255 23548 FUNCTION ts_ja_start(internal, integer) postgres」
などエラーが表示される場合がありますが、データベースに登録済みの関数を再度登録しようとしてエラーになっているため、データのリストア自体は正常に行われています。
よって、上記のエラーは無視しても問題はありません。
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