desknet's CAMS マニュアル
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インストール方法(desknet's CAMS + PostgreSQL版)

ここでは、desknet's CAMS のPostgreSQL同梱版を1台のサーバに導入する手順についてご説明いたします。 インストールをはじめる前に、動作環境 をご確認ください。
※サーバに「 Windows Server 2008 R2 / 2012 」をご利用になる場合、以下のdesknet's NEOインストール前の設定ガイドのページをご参照ください。
(Windows Server 2016 で IIS10をご利用になる場合も同様になります)
Windows Server 2012 で IIS8をご利用になる場合の設定方法
Windows Server 2008 R2で IIS7.5をご利用になる場合の設定方法
アンインストール方法は、こちらをご参照ください
desknet's CAMS + PostgreSQLインストールプログラムに含まれるモジュールは以下の通りです。
desknet's CAMS プログラムモジュール
PostgreSQL 13.3
CAMS 初期データベース
【 注意事項 】
既にPostgreSQLがインストールされている場合、PostgreSQLサービスが起動していることをご確認ください。PostgreSQLサービスが起動していない場合、サービスを起動してください。
1.インストールの開始
インストールを開始します。
Windows Server への現在のログオンユーザーが Administrator でない場合には、一旦ログオフし、 「 Administrator 」ユーザーでログオンしなおしてください。

ダウンロードしたファイルをマウスの左ボタンでダブルクリックすると、インストールが始まります。
InstallShield Wizard が起動しますので「次へ」をクリックして下さい。
インストールを中止する場合は「キャンセル」にて終了できます。
2.使用許諾権契約書の確認
CAMS の使用許諾契約書が表示されますので、必ず最後までご一読ください。
ご同意いただける場合は「使用許諾契約の全条項に同意します (A) 」を選択し、「次へ」をクリックして下さい。
 
「次へ」ボタンを押した際に以下のダイアログが表示される場合があります。

このダイアログは、本インストールモジュールにて、既にWebサーバ(IIS)がインストールされていることを検出したものの、CGIが実行可能な仮想ディレクトリ「scripts」の存在が検出できない場合に表示されます。ダイアログが表示された場合は、以下の対処方法をご参照ください。
→対処方法
[製品FAQ]インストールする際に、「仮想ディレクトリが作成されていません。・・・」とメッセージが表示されます。

 
 
このダイアログは、PostgreSQLが既にインストールされている場合に、インストール済みのPostgreSQLのバージョンが13より前のバージョンの場合に表示されます。インストール済みのPostgreSQLをアンインストールするが、または、バージョンを13以降に変更してからdesknet's CAMSのインストールを行ってください。
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3.インストールタイプの選択
インストールタイプを選択してください。
既にWebサーバーがインストールされ、正しく動作している場合、インストーラーは自動的にdesknet's CAMSの適切なインストール先を決定します。ただし、WebサーバーとしてIISもしくはApacheをお使いの場合で、デフォルトの設定でお使いの場合に限ります。
また、Webサーバーが80番ポート以外で起動されている場合、インストーラーが起動中のWebサーバーを検出できません。 desknet's CAMSのインストールを一度キャンセルし、80番ポートでWebサーバーを起動し直してからインストールを行うことをお勧めします。
 
標準インストール(推奨)を選択した場合は次の「4.入力内容の確認」へ進みます。
カスタムインストールを選択した場合は下記の「インストール先の選択」画面、「ホームディレクトリを選択」画面が表示されます。任意のフォルダを選択してください。
 
WebサーバがIISの場合
  ▼インストール先の選択
 
  ▼ホームディレクトリの選択
 
 
WebサーバがApacheの場合
  ▼インストール先の選択
 
  ▼ホームディレクトリの選択
 
 
▼PostgreSQLのインストール先の選択
PostgreSQLの実行ユーザーの情報を入力します。
PostgreSQL実行ユーザのユーザ名とパスワードを入力した後、「次へ」ボタンを押してください。
 
このダイアログは、Windows上にPostgreSQL実行用ユーザー「pgsql」が存在しない場合に表示され、インストーラにて当該ユーザーの作成を行って問題がないかどうかの確認を行っています。(PostgreSQLは、管理者権限のないユーザーを作成し、そのユーザーにて実行する必要があります。作成しても問題がない場合は、「はい」を選択してください。)
 

このダイアログは、Windows上にPostgreSQL実行ユーザーが既に存在する場合、そのユーザーの権限でPostgreSQLを実行しても問題がないかどうかの確認を行っています。
(PostgreSQLの実行ユーザーが表示されているユーザーで間違いない場合は、「はい」を選択してください。)

 
既にPostgreSQLがインストールされている場合、PostgreSQLの管理ユーザ情報を入力する画面が表示されます。(ここで入力するユーザ情報はデータベース上のユーザ情報です。)
PostgreSQLの管理ユーザのユーザ名と、パスワードを入力した後、「次へ」ボタンを押してください。
 
入力したPostgreSQLの管理ユーザ情報が正しくない場合、以下の画面が表示されます。正しいユーザ名、パスワードを入力してください。

※desknet's CAMSと一緒にPostgreSQLをインストールし、desknet's CAMSのみをアンインストールした後、もう一度インストールする場合

ユーザ名  「postgres」
パスワード  「postgres」

となります。

※お客様ご自身で既にPostgreSQLをインストールされている場合、お使いの環境で設定している管理ユーザ名、パスワードを入力してください。

desknet's CAMSと一緒にPostgreSQLをインストールした後、desknet's CAMSのみアンインストールした状態で再度インストールを実行すると、上記エラーが発生することが想定されますので、desknet's CAMSアンインストール時には、PostgreSQLも一緒にアンインストールされることをお勧めします。

 

4.入力内容の確認

ここまで入力した内容の確認画面が表示されます。
desknet's CAMS以外のモジュールのインストール先は以下の通りです。
PostgreSQL お客様指定のインストール先(*)
(*) デフォルトは、64bit版の場合「C:\Program Files\PostgreSQL\13」です。
 
間違いなければ「インストール」ボタンを押してください。 インストールが始まり、ファイルのコピーが始まりますので、そのまましばらくお待ちください。
 
このダイアログは、PostgreSQLインストール前にPostgreSQL用データディレクトリが存在した場合に表示されます。既に存在したディレクトリは別名にて保存されますので、不要である場合はインストール終了後削除を行ってください。
5.インストールの完了
全てのインストール作業が完了すると、 InstallShield Wizard の完了画面が表示されます。 README ファイルをご一読下さい。
以上で、desknet's CAMS+PostgreSQLのインストールは完了です。
インストールが完了しましたら、インストールを正しく完了させるためにサーバーを再起動してください。
 
6.インストール後の確認
インストール完了後に、Windowsのエクスプローラより、インストール先にフォルダが作成され、ファイルが存在していることをご確認ください。
7.desknet's CAMSへアクセス
ブラウザを起動し、アドレスバーに下記のURLを入力することでdesknet's CAMSへアクセスできます。
 
ブラウザから CAMS の URL を指定して、稼動を確認してください。 本インストールガイドでの標準設定でインストールを行なった場合の URL は次の通りです。

URL( 例 ):
desknet's CAMS
http://サーバ識別名(*1)/scripts/cams/cms.exe?

*1 サーバ識別名
desknet's CAMSをインストールしたPCのIPアドレスまたはコンピュータ名
・IPアドレスの例
http://192.168.1.1/scripts/cams/cms.exe?
・コンピュータ名の例
http://hogehoge/scripts/cams/cms.exe?

desknet's CAMSをインストールしたPCのIPアドレスまたはコンピュータ名を調べるには、deksnet's CAMSをインストールしたPCのコマンドプロンプトを起動し「ipconfig」コマンドを入力して調べます。
 
コマンド投入:
C:\Documents and Settings>ipconfig /all
出力結果の
「Host Name . . :xxx」の「xxx」部分がコンピューター名になります。
「IP Address. . :yyy」の「yyy」部分がIPアドレスになります

deksnet's CAMSインストール後、上記にてdeksnet's CAMSにアクセスできなかった場合、Webサーバがインストールされていない可能性があります。
Webサーバをインストールしても、desknet's CAMSへアクセスできなかった場合には、desknet's CAMSホームページのお問い合わせより、お問い合わせください。

アクセスが正常に行えると、以下、ログイン画面が表示されます。
8.PostgreSQLのVACUUM設定
PostgreSQLでは、登録したデータを削除等行うことで、データベース上に不要なデータが残ってしまいます。この不要データの削除を行うため、『VACUUM』の設定を行っていただく必要があります。
→「PostgreSQLの不要領域の削除処理(VACUUM)の設定」をご参照ください
 
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アンインストールについて
 

アンインストールの前に
「メール自動受信」、「DMスケジューラー」をご利用いただいている場合、アンインストールする前にこれらのプログラムを停止していただく必要があります。以下の手順で、プログラムを停止してください。

「メール自動受信」、「DMスケジューラー」サービスをご利用いただいている場合、タスクバーに表示(※1)されている”desknet'sCAMSサービス”からサービスを停止させることができます。
(※1)
 

・「メール自動受信」の停止方法
タスクバーに表示されている「desknet's CAMS サービス」をマウスの右ボタンでクリックし、"「メール自動受信」サービスを停止する"を押します。

・「DMスケジューラー」の停止方法
タスクバーに表示されている「desknet's CAMS サービス」をマウスの右ボタンでクリックし、"「DMスケジューラー」サービスを停止する"を押します。

 

・「desknet's CAMS サービス」の停止方法
タスクバーに表示されている「desknet's CAMS サービス」をマウスの右ボタンでクリックし、"終了"を押します。

 
「メール自動受信」、「DMスケジューラー」サービスをご利用いただいていない場合(手動もしくはatコマンドによる起動)、プログラムが実行されているコマンドプロンプト上で、「Ctrl+C」キーを入力することでプログラムを終了させることができます。
サービスの停止、もしくは、手動での停止が完了したら、Windows付属の”タスクマネージャー”を起動し、以下のプログラムが実行されていないことをご確認ください。

確認するプログラムは
cmsdmldel.exe
cmsemldel.exe
cmsteldel.exe
cmsemlrecv.exe
cmsemlauto.exe
cmsscheduler.exe
cmsemlsrv.exe
cmssrvmgr.exe
cmsschdlrsrv.exe

です。
上記のプログラムが、プロセスの一覧から完全に消えるまで、アンインストールは行わないでください。

 
サーバーにインストールされているdesknet's CAMSをアンインストールする場合、[コントロールパネル]−[プログラムの追加と削除]を開き、「desknet's CAMS」を選択、「変更と削除」ボタンを押してしてください。
1.アンインストールの開始
サーバーのスタートメニューから「コントロールパネル」−「プログラムの追加と削除」を開きます。
現在インストールされているプログラムから「desknet's CAMS+PostgreSQL 」を選択し、「変更と削除」をクリックします。
※アンインストール作業を始める前に、全てのWindowsプログラムを終了させることを推奨いたします。
InstallShield Wizard が起動し、削除の確認メッセージが表示されます。
削除に間違いが無ければ、「はい (Y) 」をクリックしてアンインストールを開始します。 削除を取り止める場合は、「いいえ (N) 」をクリックして作業をキャンセルします。
 
アンインストールを実行すると進行中のステータス画面が表示されます。
 
一緒にインストールしたPostgreSQLがまだインストールされている場合に表示されます。desknet's CAMSアンインストール後必要ない場合、「はい」を押してください。
(「いいえ」を選び後で個別にアンインストールする事も可能です)
※アンインストールを行ってもインストール時に作成したユーザー、作成されたデータは削除されませんのでご注意ください。
 

※deksnet's CAMSをアンインストールする際、インストール時にPostgreSQLもインストールした場合には、ここでPostgreSQLもアンインストールすることを推奨いたします。

 
PostgreSQLをアンインストールする場合、以下の画面が表示される場合があります。この画面が表示された場合には、画面に表示されているアプリケーションを終了してから「Retry」ボタンを押してアンインストールを続行してください。
 
2.アンインストールの完了
アンインストールが終了すると、メンテナンスの完了画面が表示されます。「完了」ボタンを押してアンインストールを完了してください。
アンインストールが終了すると、コンピュータの再起動を要求されます。アンインストールを正しく完了させるために、再起動を行なうようにしてください。
 
アンインストールが終了した場合に、以下の画面が表示される場合があります。アンインストールは正常に完了していますので、「完了」ボタンを押してアンインストールを完了してください。
4.アンインストール完了後の作業
アンインストールが完了後、手動で削除が必要なのは次の2ヶ所です。
 
@CAMSインストールフォルダ
インストール時の「 4. 入力内容の確認」で、desknet's CAMS をインストールするフォルダに指定されていたフォルダです。このフォルダには、desknet's CAMS システムのテンポラリ領域があるため、削除されません。手動にて削除してください。
APostgreSQL インストールフォルダ
インストール時の「4.入力内容の確認」でPostgreSQLをインストールするフォルダに指定されていたフォルダです。このフォルダは、PostgreSQLをdesknet's CAMSをアンインストールする際に、一緒にPostgreSQLをアンインストールした場合でも削除されません。
PostgreSQLをCAMS以外の用途で使用していない場合には手動にて削除してください。

※他のバージョンのPostgreSQLがインストールされている場合は、「PostgreSQL」フォルダの下に、PostgreSQLのバージョンごとにフォルダが存在します。その場合、対象となる「9.3」フォルダのみを削除してください。
 
 
以上で、desknet's CAMSのアンインストールは完了です。
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