バッチ設定方法(Windows)
バッチファイルの場所
各種バッチは以下の場所にあります。
格納場所:
<お客様指定のWebサーバのドキュメントルートディレクトリ>¥php¥dnblog¥core¥batch¥bin¥
各ファイルの詳細については、[バッチの設定方法]をご参照下さい。
「dailyファイル」
「hourlyファイル」
「groupimportファイル」
「userimportファイル」
「blogimportファイル」
ファイルの編集
「daily」、「hourly」、「groupimport」、「userimport」、「blogimport」バッチファイルの内容を編集します。以下のサンプルを参考に編集して下さい。
※「daily」、「hourly」はお使いになるWebサーバーに関係なく編集していただく必要があります。
※「groupimport」、「userimport」、「blogimport」は、Webサーバーに「Microsoft Internet Information Services 6」をご利用いただく場合には必ず編集していただく必要があります。
変数名 | 説明 |
---|---|
PHPPATH | PHP実行モジュール(Windows版の場合)をフルパスで指定。 |
例:daily.bat | 例:groupimport.bat |
atコマンドへの登録
Windowsの機能であるatコマンドを利用して、定期的にバッチプログラムを実行させるようにします。
※atコマンドへの登録、タスクの設定方法は両方設定する必要はありません。どちらか片方で設定して下さい。
サーバー上で[スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックし、コマンドプロンプトを起動します。
Windows付属の[at]コマンドを実行します。
【atコマンドの説明】
① ② ③
at 08:30 /every:M,T,W,Th,F,S,Su C:¥Inetpub¥wwwroot¥php¥dnblog¥core¥batch¥bin¥daily.bat
①[③]に指定したコマンドが実行される時間
②[③]に指定したコマンドが実行される曜日
③[①]、[②]で指定された曜日の時間に実行されるコマンド
※上記の例では、毎日(月、火、水、木、金、土、日)8時30分にC:¥Inetpub¥wwwroot¥php¥dnblog¥core¥batch¥bin¥にある[daily.bat]が実行されます。
正常に実行されると[新しいジョブをジョブID=XXで追加しました。]というメッセージが表示されます。これで登録は完了です。サーバー上で指定した曜日の指定した時間に、[daily.bat]が実行されるようになります。
タスクの設定方法
Windowsの機能であるタスク スケジューラを利用して、定期的にバッチプログラムを実行させるようにします。
※atコマンドへの登録、タスクの設定方法は両方設定する必要はありません。どちらか片方で設定して下さい。
Windows Server 2003をお使いのお客様はこちらを確認して下さい。
Windows Server 2008をお使いのお客様はこちらを確認して下さい。
タスクの設定方法(Windows Server 2003)
1.タスクを起動する時に、Windowsにログインするパスワードが必要になります。Windowsのログインのパスワードを設定していない場合は下記の通りに設定して下さい。
1-1.[スタート][設定]から[コントロールパネル]を開いて下さい。
1-2.[コントロールパネル]から[ユーザーアカウント]を開いて下さい。
1-3.[ユーザーアカウント]から[パスワードを作成する]でパスワードを作成して下さい。
2.[コントロールパネル]-[タスク]を選択し、右クリックで[開く]を選択して下さい。タスクのフォルダを開きます。
3.[タスク]のディレクトリを[スケジュールされたタスクの追加]をダブルクリックして下さい。
タスクウィザードが立ち上がります。立ち上がったら次へをクリックして下さい。
4.[参照]ボタンをクリックして起動するファイルを指定して下さい。
5.タスク名を入力し、[このタスクの実行]を日単位に設定して[次へ]をクリックして下さい。
6.開始時刻、開始日を設定し、このタスクの実行を毎日に設定して下さい。
7.[ユーザー名][パスワード][パスワードの確認入力]を設定して下さい。
ユーザー名はサーバーの管理者ユーザーを指定して下さい。
8.[完了]をクリックしたときに詳細プロパティを開くのチェックボックスにチェックを入れて完了ボタンをクリックして下さい。
※ここから下記は一日に数回ファイルを起動する時の設定になります。
9.作成したタスクのプロパティのスケジュールのタブをクリックして下さい。
10.詳細設定ボタンをクリックして下さい。
11.[タスクを繰り返し実行]のチェックボックスにチェックを入れて、起動間隔を設定し、OKボタンをクリックして下さい。
12.適用ボタンをクリックした後、OKボタンをクリックして下さい。
タスクの設定方法(Windows Server 2008)
1.タスクを起動する時に、Windowsにログインするパスワードが必要になります。Windowsのログインのパスワードを設定していない場合は下記の通りに設定して下さい。
1-1.[スタート]から[コントロールパネル]を開いて下さい。
1-2.[コントロールパネル]から[ユーザーアカウント]を開いて下さい。
1-3.[ユーザーアカウント]からパスワードの変更を行って下さい。
2.[管理ツール]-[タスク スケジューラ]を選択して下さい。
[タスク スケジューラ]画面が表示されますので、画面右の[基本タスクの作成]をクリックして下さい。
3.タスク名を入力し、[このタスクの実行]を日単位に設定して[次へ]をクリックして下さい。
4.「毎日」を選択し[次へ]をクリックして下さい。
5.開始日、開始時刻を設定し、[次へ]をクリックして下さい。
6.[プログラムの開始]を選択し、[次へ]をクリックして下さい。
7.[参照]ボタンをクリックして起動するファイルを指定して下さい。
8.[完了]をクリックしたときに、このタスクの[プロパティ]ダイアログを開くのチェックボックスにチェックを入れて完了ボタンをクリックして下さい。
9.[プロパティ]の[全般]タブで[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選択して下さい。
※ここは一日に数回ファイルを起動する時の設定になります。
10.[トリガ]タブで表示されているトリガをダブルクリックし、トリガを編集します。
[繰り返し間隔]にチェックを入れ、間隔を選択します。
[継続時間]は「無期限」を選択し[OK]をクリックして下さい。
11.設定を確認し[OK]をクリックして下さい。
12.タスクを実行するユーザー アカウントを選択、パスワードを入力し[OK]をクリックして下さい。
ユーザー名はサーバーの管理者ユーザーを指定して下さい。