desknet's Standard Edition( Linux )のリカバリ(復元) |
desknet's Standard Editionのリカバリ(復元)について説明します。 |
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desknet's Standard Editionのリカバリ(復元) |
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desknet's Backupにて、データバックアップを行ったサーバーで稼働中のdesknet'sのデータを復元します。
バックアップを実行したサーバーに復元する手順です。バックアップを実行したサーバーと異なるサーバーに復元したい場合、以下のお問い合わせフォームより別途お問い合わせください。
→ご購入者様お問い合わせフォーム |
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1.コンフィグファイルの設定 |
desknet's Backupをインストールしたディレクトリに保存されているコンフィグファイル(dnbackup.conf)をテキストエディタで開き、バックアップファイルをダウンロードするディレクトリを指定して保存します。 |
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# Download setting
download_dir = /root |
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※バックアップの一時ディレクトリ(work_dir)とは異なるディレクトリを指定して下さい。 |
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2.バックアップファイルのダウンロード |
desknet's Backupを実行して、バックアップファイルのダウンロードを行います。 |
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./dnbkdownload.sh /usr/local/dnbackup dnbackup.conf
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download START
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO license info : date = YYYYMMDD
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO license info : size = XXXX GB
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download start : backup_bk01_a.tar.gz
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download end : 15 sec 36905978 Byte
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download start : backup_bk02_a.tar.gz
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download end : 2 sec 1194506 Byte
YYYY/MM/DD hh:mm:ss INFO download END : status[0] 19 sec |
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※ダウンロードされたバックアップファイルは、以下の名前で保存されます。
backup_bk(コンフィグファイルbackup_dirの指定行数に相当する数字)_(aまたはb).tar.gz |
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3.Webサービスの停止 |
Webサービス(httpd)を停止します。 |
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(例:OS標準のWebサーバーを使用している場合) |
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または |
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4.desknet'sサービスの停止 |
ご利用中のdesknet'sで、予定通知や文書管理自動取り込み、アクセスログをご利用いただいている場合、以下のプロセスを停止します。 |
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サービス |
プロセス名 |
予定通知/アラーム |
xscheduler |
文書管理自動取込 |
xdocreminder |
アクセスログ |
dndbaccloggingbat |
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5.desknet'sデータの入れ替え |
1.でダウンロードしたバックアップファイルを、一時ディレクトリに解凍します。
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tar zxvf backup_bk01_X.tar.gz
template/
template/safety/
template/safety/safetytemplatesysurlmail
template/safety/safetytemplatesysmail
template/safety/safetytemplatemail
:
tar zxvf backup_bk02_X.tar.gz
neopub/
neopub/safety/
neopub/safety/ic_anpi_5.gif
neopub/safety/ic_anpi_7.gif
neopub/safety/ic_anpi_4.gif
: |
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次に、desknet'sインストール先に存在する「data」、「file」ディレクトリの名称を変更します。
例)
data → data.old
file → file.old
ディレクトリ名の変更が完了したら、解凍したバックアップファイルから「data」、「file」ディレクトリを、desknet'sインストール先にコピーまたは移動してください。
※desknet'sインストール先の「data」「file」ディレクトリは上書きではなく
入れ替えになりますので、必ずディレクトリ名の変更を実施してください。 |
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※コピー、もしくは移動後、desknet'sから正しく参照できない場合があります。その場合、以下をご確認ください。
FAQ:desknet'sの構成ファイルのアクセス権の再設定方法を教えてください。 |
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6.desknet'sサービスの開始 |
4.で停止したdesknet'sのサービスを開始します。
「予定通知サービス」については、desknet'sインストール先の「xscheduler.bat」を、Webサービスを実行しているユーザー(apacheなど)で実行します。 |
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sudu -u apache /var/www/cgi-bin/dnet/xscheduler.sh |
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「文書管理自動取り込み」、「アクセスログ」については、desknet's上の「管理者設定」から再開することが可能です。 |
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7.Webサービスの開始 |
3.で停止したWebサービスを開始します。
お使いのWebサーバーにより、サービスを開始してください。 |
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(例:OS標準のWebサーバーを使用している場合) |
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または |
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8.desknet'sにアクセス |
desknet'sにアクセスし、復元したデータが正しく参照できること、新規データが登録できることなどをご確認ください。 |
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